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GoogleのETA広告とヤフーの拡大テキスト広告について考察


今日、ヤフープロモーション広告が新しくサービスを開始を伝えてきました。

スポンサードサーチ機能改善に伴い、広告掲載フォーマットを新しくする「拡大テキスト広告」を実施する流れです。

これはヤフーでは新しいのですが、すでにもうひとつの広告であるグーグルでは、すでに開始されており、その名前もGoogle ETA広告(拡張テキスト)という手法で大きなクリック率上昇をしております。2016年8月頃からあり、大手のネット広告代理店などはすでに改善されております。

このため、すでに実施している広告主であれば、それほど驚くほどではありませんが、ヤフーがグーグルの真似をして対応したという感じが一般的な感想になりますが、ヤフーは日本のネット広告において影響力が高いため、大きな変化になると予想します。

そこで、すでにグーグルのETA広告(拡張テキスト)での実施事例と効果について解説して述べます。

 

先に結論を書きます。

1.単にスペースが大きくなったのでクリック率は非常に簡単に上昇する

2.1%のクリック率が3倍の3%以上に上昇する

3.クリック率数倍に伴い「広告代が跳ね上がる」ので大注意

4.広告文次第では良くも悪くもなるクリエイティブな広告となる

5.大手広告主がメインとなる

 

 

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(1)本質は単にスペースが大きくなったので簡単にクリック率は上昇する

 


 

今回のスポンサードサーチ広告の拡大テキスト広告は、グーグルの拡張テキスト広告の二番煎じであります。

このため、8月から運用している場合の分析があり、ネット広告代理店である株式会社リスティングプラスの湯本さんは、本質的な分析を完了しています。その中で驚くほど明確に本質的に説明しています。それが

単に広告スペースが大きくなったので、どんな文章でもクリックされるだけだよ

という、ここだけの話として教えていただきました。

下記は10月25日に開催されたセミナーの最新ETA広告の飲み会の様子です。

10月25日に開催された、株式会社リスティングプラスさんのセミナーです。 夜7時からの飲み会で、最新のETAについて説明頂きました。 無料で相談ができてよかったです。 #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA

これはあれこれと悩んでいた私としては、あまりにもあっけに取られた話であり、事実を伝えられた事であり、何の飾りもないので驚く一言でありました。

 

下記はキーワード「記念品」で検索した時のグーグルの検索結果です。

 

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すでに見れわかりますが、拡張テキスト広告を実施しているグーグルは、こんな感じで1番目から3番目(4番目は対応していない)が拡張テキストを入れてるため、検索した際のほとんどが広告枠に奪われ、自然検索された部分は少しだけあるだけです。

このスペース感を見てもらればわかりますが、確かにこれだけスペースが大きいと「まずはクリックしてみよう」となるのが自然ですよね

ですから、湯本コンサルタントの指摘は的を得ているわけです。

 

 

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(2)クリック率は数倍になる(ほぼ確実)

 


 

多くの広告主の悩みは、ほぼ、こんな形ではないでしょうか?

「最近!ヤフーにキーワード広告を出しても、全くクリックされないよ!」

という事です。この悩みはECサイトを運営する人ならいつも思う悩みでした。ですから、良くある改善として、

クリック率が1%がなんと1、5%の改善ができるノウハウがあるのは○○広告代理店の特徴です

というのが見出しになるほど、クリックされないのが現状でした。

 

しかし、グーグルETA広告以降、このクリック率が劇的に変化しました。まさに驚きの一言です。

下記は当店のグーグルのアドワーズ広告の表になります。

 

こちらは8月31日の1日ですが、広告出してもあまり意味がないのでやる気なし!。

だってクリック1%だもん」という状態です。やる気もなく、結果、ネット広告代は微々たるものです。

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それがETA広告になった瞬間、気合が入りましたよ。

下の図は10月の1ヶ月間(30日)のグーグルアドワーズのクリック率ですが、なんと!3%平均です

つまり、8月は1%の平均クリック率が、10月は3%になっているわけです。

 

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最初はあまりの上昇率に驚き感動しましたが、それで売り上げが上昇すれば問題ないわけです。

しかし、大きな危険があるわけです。

大手の会社であれば、ネット担当者は「ホクホク」でしょうが、零細企業の運営としては「危機」になりました。

 

 

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(3)1日の広告代が昼で無くなる珍事

 


 

まず、どうしてヤフーがスポンサードサーチ機能の改善をし、拡大テキスト広告を導入するかは、本当に明白です。

広告収入が数倍になるからです

クリック率が数倍になれば、ネット広告はクリック保証なので、必然的に広告費用は簡単にすぐに無くなります。今まで1回しかクリックされない広告が、3回クリックされるのですから、あっという間にネット広告予算は消化されます。

 

当店でも1日最大で3000円程度を総予算としてしましたが、ETA広告を出した次の日には1日のアドワーズ広告の請求が7400円になっていました。すぐに当店は喜ぶよりも先に1日の予算制限をかけて「広告代破産」を措置しました

本来なら、喜ぶところですが、このままだと利益が上がっていないのに倒産する形です。

 

下記は10月7日のグーグルの1日ETA広告代です。

・クリックは252クリック

・クリック率は平均4.4%

・平均クリック単価は29円

・総額7390円/日

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そして改善して、ノウハウを駆使して、昨日の10月31日は、

・クリックは168クリック

・クリック率は平均2.5%

・平均クリック単価は18円

・総額3140円/日

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ETA広告前と比較すれば2倍以上ですが、ノウハウがないと単なる広告代の垂れ流しになりますので、本当に注意です。

 

 

 

記念品名入れのおすすめは?

 

(4)広告文はしっかりと数パターンで対応

 


 

今回、沢山の文章を入れることが可能になります。

このため、キーワードと連動したしっかりと広告文を、丁寧にしっかりと対応しましょう。

まず、悪い例として、アマゾンの広告文を見てましょう。

 

 

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大手のショッピングモールは、予算が沢山あるため、このようなむごい広告文です。特にアマゾンの「だらしなさ」は凄く、上の広告はキーワード「ブランケット」で検索した結果なのですが、全く関係ない動画見放題などです。

ついでに、ヤフーショッピングもありますが、こちらはアマゾンほどむごくないのですが、それでもだめです。

 

では、どんな感じがいいのかといえば、下のはキーワード「記念品」での当店の広告です。

 

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次はキーワード「防災グッズ」での当店の防災グッズ通販店の広告です。

 

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みてもらればわかりますが、サイトごと・キーワードごとに全て変更できる範囲は、しっかりとターゲットごとに細かく設定しましょう。当たり前ですが、当たり前ができない「大手のショッピングモール」の真似はするべきではないのです。

 

 

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(5)お金がある所が圧倒的に有利に

 


 

今回、ヤフーは10月19日に、広告の仕様変更をしました。今までは右側に出していた広告場所を変更しました。

Yahoo! 検索、検索結果右側のテキスト広告を廃止か SEM R (#SEMR)

このため、実は広告場所が非常に貴重な価値に更になりました

 

当店のような零細企業で資金が全くない広告主は、上位の5番目の場所など得ることは、不可能になりました。

更にいえば、1ページに広告主として出稿できなくなりました

これは本当に致命的であり、少ないクリック単価で出せた場所が、拡大テキスト広告の影響で熾烈な場所取りとなります。

 

ですから、グーグルのETA広告で起きた現象が、そのままヤフーのスポンサードサーチ広告でも起きるわけです。

大手には朗報なんですが、多くの零細店舗には死活問題となります。

 

 

 

 

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どうすればいいの!教えて!!

 


 

クリック率が2・3倍になり、今までの苦労が嘘のようになるETA(拡張テキスト広告)や、今回のヤフーの拡大テキスト広告。

大手には大有利になりますが、多くの零細EC店舗は、ほぼ壊滅的になります

大手は更に売り上げを上げるために、更にネット広告投資をしますので、それに巻き込まれるからです。

 

当店はこの危機的な状況から、10月の1ヶ月間、色々と悩みながら改善しました。

 

まず、クリック率が上がったので、無駄なクリックはどんなものかを調べた結果、犯人を特定。

当店の場合は、無駄にスマホからのクリックが急増したので、スマホからのクリック単価を50%近くマイナスにしました。

 

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結果としては、なんと!マイナス50%にしてもクリックされる異常事態

当店としては、ユニークユーザーは増えるし、広告平均単価は下がるし、いいことだらけ。

これが一つ目。

 

2つ目は、完全一致のキーワード(ワンキーワードで例として記念品など)は、ほぼ不可能ですので、部分一致で対応し、ゴミ取りという作業で、除外キーワードを、ひとつひとつ見つけては、登録して対応しました。

 

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除外キーワードの対応は凄く地味です。

ここでのノウハウは、完全一致での除外ではなく、部分一致でのキーワード設定をすると面倒がなくなります。

例えば、amazon とか楽天とかです。他には「キーワード+市町村」で検索する人も多いため、「市」「県」「府」というので部分一致で除外すると簡単です。

 

 

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拡大テキスト広告対策まとめ

 


 

今回、まとめをした理由は、当店のような零細EC店舗が、騙さないようにするためです。

すでに相変わらず、この効果を知っている大手のネット広告代理店などが、

簡単にしかも効率的にネット広告などを上げるノウハウがありますよ

と電話営業しています。

SEO対策ができなくなった今、ネギ鴨状態にある零細店舗へ電話攻勢をかけてるわけです。

 

まぁ、騙すほうより、騙されるほうが、ビジネスの世界では仕方がないわけであります。

一番最初に書いたとおり、単にスペースがでかくなっただけです

そこにクリエイティブや、費用対効果のマネージメントなどありません。

 

このため、こうした機会に公開して、どんな部分を改善しなければいけないのか?

ECサイト運営者の視点から、しっかりとお伝えしなければいけないと思いました。

ぜひ、参考にしてください。

(これがコンテンツSEOですか!誰も見ない!誰も拡散しないコンテンツだけどね)

(まぁ自分1人が見るのでいいんですけど)

 

2016年11月1日