チャイコフスキーが好きなので、どうしても、あの音楽が流れると、どうしても見たくなってしまった。
調べて見ると、ユナイテッドシネマグループで映画が見れるため、さっそく12月4日に映画鑑賞してきました。
その中での感想について書きます。
映画を見るのに、どうして2500円も支払うのか?
理由は簡単であります。
自由だからです。
1000円だろうが、2000円だろうが自由なので、2500円の価値がないと判断した場合は見なければいいわけです。
今回、果たして2500円の価値があるのか!
これが他の映画と比較して大きな問題でした。
面白ければ150分など全く問題ありませんが、実際の劇場では、幕が閉じて休憩タイムがあるのですが、こちらはありません。
仕方がなく途中で「トイレ休憩」のため、5分ほど見逃しました。
これだけ長いとこんなパターンにもなります。寒い冬なので、トイレは仕方がない。
今回始めて、フルバージョンで見ましたが、なかなか大変でした。
また、バレエの知識や経験がないため、これらもどこで盛り上がるのかを知っていないため、物語を見るだけで、精一杯な部分がありました。
音楽はチャイコフスキーなので、全く問題はなく、素晴らしいの一言ですが、バレエについては、見所が拍手で後からわかるような感じで、少しもどかしい部分がありました。
当然、華でありバレエの素晴らしい部分です。プリンセス役ですが、その躍動感や力強さは素晴らしいですし、その可憐さは、内面から見る美しさを見事に表しています。中村さんが登場するごとに、大きな拍手と存在感があり、見ていて荘厳な感じになりました。
力強さがまずは印象的ですが、バレエの切れなども素晴らしく、王子様役としての憧れ感も見事に演じていました。少し狂気じみた部分があれば、更によかった感じですが、その点については、魔女役のような方が、素晴らしい表情をして対応していましたので、その相対さがよかった感じです。
今回、 Kバレエ カンパニーでの演出でありますので、熊川さんの眠れる森の美女バージョン。
オリジナルを全く知らないので、どこが独創で、どこが斬新なのかわかりませんが、ファンタジックな部分とメルヘンチックな部分をうまく融合させた感じがありました。
全体の感想としては、「もう一度見てみたい」という部分があります。
やはり、古典バレエの中でも、白鳥の湖と並ぶ作品でありますので、こうした作品を何度も見ることで目が養われていくと思います。
この映像は実際に東京文化会館で開催されたものを撮影したものです。
・眠れる森の美女|公演情報|K-BALLET COMPANY
ですから、基本として録画になりますが、それでも映像の良さで、非常に見所がある部分でした。
もし、こうした公演があるとわかっていれば、ぜひ、1度は現場で見てみたいと思いました。
今回のユニークさは、映像ですが、映画館で見れる部分です。
こちらに、どこの映画館でみれたのかわかります。
・最新ニュース情報|ニュース|K-BALLET COMPANY
このように全国のユナイテッドシネマの映画館でみれて、他の映画の予告編の時に、毎回出ていて、「これは見なければならない」となったわけです。非常にユニークであり、面白いタイアップだと思いました。
公開は2週間程度しかなく、本当に、これがレンタルされることを祈るばかりです。
2016年12月6日