新しいネットプロモーションのノウハウとして、マイクロコピーライティング講座を勉強しました。
講師は「山本琢磨」さんという方です。
思いっきり話がソレますが、もし、坂本竜馬が好きで「おーい!竜馬」の漫画を読んでいる人なら、竜馬と一番近く・長くいた「山本琢磨」と同じ名前だとピン!と来たはずです。江戸修行から暗殺までの期間、竜馬と長い期間いたわけです。
個人的には大好きなキャラクターで、凡人であり能力はなく、スケベで目先の事しか見えず、だらしない人なんですが、どこか憎めないキャラが、坂本竜馬の周りには沢山の偉人がいる中、身近に思え、本当に良い味を出しているわけです。
さて、話を戻しましょう。
今回のマイクロコピーですが、一言でいえば「ボタンの言葉を変えて売り上げ増を磨くノウハウ」と言えます。
何を言っているのかわからないと思いますが、まずは順をおって説明していきます。
まず、多くのECサイトでは、すでにLP(ランディングページ)のノウハウを取得している方も多いと思います。
ランディングページとは、単なる商品ページを「売れるための専門ページにするためのデザインノウハウとスキル」と言えばいいと思います。これでもわからずらいですが、スーパーで言えば、どの店舗が売れると思いますか?
・(1)単に商品だけ並べている店舗
・(2)商品を並べて、価格も一緒にある店舗
・(3)美味しい説明を出すコピーや、期間セールなどの価格POPがある店舗
となれば、もちろん(3)になります。
このように、単にページだけを作るECサイトは古く、どのように売れるページを制作するかのノウハウがランディングページの肝となっているわけです。ですから、このスキルを習得しているのと、全くしていないページでは、天地の差がクオリティとしてうまれております。有名ECサイトでは、ほぼランディングページのみとなっていると言っていいでしょう。
この流れから、本来ならランディングページさえ、していればいいのですが、先にも伝えた通り、ランディングページ(LP)での競争の差は、なくなりつつあります。どこのECサイトでもLPがあり、価値が非常に低いいからです。
これは非常に驚きであります。
こうした中、マイクロコピーは、LPのちょっと斜め上を行くノウハウなのです。
これには大きな差があり、
・ランディングページ(LP)は、数週間から数か月はかかる改善
・マイクロコピーは、5分で出来る改善
となっており、これが大きな差になっております。
LPも成功すればいいのですが、失敗すれば、さらに数週間から数か月の作り直しがありますが、マイクロコピーは間違いがあっても、5分改善すれば終わるからです。
この圧倒的なコストパフォーマンスが高いのが、今までにはない部分だと思います。
「たった5分で売り上げが上がる」
わけですからね。
では、具体的には何か?
山本琢磨さんがセミナーで伝える内容はシンプルでした。
最終に押すボタン。そのボタンの周辺の言葉を選び、変えるだけの作業
という点でした。
最初はあまりにも、単純すぎるため、騙しているのかと思うのですが、それが全く違います。
その中身が単純であるが故に、的が得ているわけです。
具体的には、送信ボタンを見てみましょう。
「送信ボタンは、送信ボタンだろ」
「だから何だよ」
となりますよね。
答えは間違いであり、改善が必要なのです。
例えば、
「ご興味があればボタンをクリック」
「この先を見て・知りたい方はクリック」
など、送信ではなく、何のためのボタンかを気づくことなのです。
この差が、実は内容さえ良ければ、従来の送信ボタンと比較して1、5倍以上のクリック率となるわけです。
これがマイクロコピーの神髄なんです。
LPもいいですが、もっと・もっと・もっと少ない労力でやるべき事があるわけです。
まとめに入りますが、マイクロコピーのコツは、
「どれだけ舌打ちを出来るか」
になります。
つまり、フォームで入力していたり、ボタンを押そうと思って、「チッ」と舌打ちした経験があれば、どうして舌打ちしたかがわかり「改善」ですからです。
これは非常に共感が出来る部分であります。
せっかく見ているのに、非常に使いにくいフォームやボタンなどは、山のようにありますからね。
実際、さきほど改善しましたが、お店側では当たり前と思っていることが、実は利用者側にとっては、全くわからない・理解できない事があり、ちょっとした一文を入れるだけで、あっという間に、素晴らしいフォームが出来るわけなんです。
これを知っているかで、全く違うノウハウが手に入れることが可能です。
2018年3月3日