奥庭荘の山小屋。初宿泊レポート

御中道・奥庭荘

富士山5合目にある奥庭自然公園。

その中にあるお土産屋さんの奥庭荘。実は宿泊できる事はあまり知られていません。

知る人ぞ知る名旅館であり、富士山の宿泊で言えば、最高ランクの場所であります

大げさに聞こえますが、4つの点で凄いです。

  • 奥庭自然公園内という立地と景観
  • 夕食と朝食の食事が最高ランク
  • 御中道と奥庭という登山初心者コース
  • 個室は当たり前で、他の山小屋として数倍上の品質

です。

奥庭自然公園のお土産屋さんと「宿泊小屋」兼用

富士山大好なでも方、富士山5合目に直接行くため、案外通り過ぎる事が多い奥庭自然公園。

この中にあるのが、奥庭荘であります。

見た目はお土産屋さんであり、食事処なので、パッと見て、

「これが宿泊できる山小屋」

だと認識できる人は少ないです。

こんな感じで、お食事と富士山グッズを販売している所なんで、奥と2階が宿屋であると認識するのは難しいでしょう。

あるいは「休憩所」としてなら、認識できるかもしれません。

・野鳥の宿として有名

富士山の山小屋として認識が出来ずらいのが、メインが野鳥の宿としての価値の方が断然、有名であります。

富士山五合目・奥庭自然公園【奥庭荘】

ホームページにも、「奥庭荘 ~野鳥の宿・自然庭園~」となっております。

 

実際にツイッターなどでも、奥庭荘の話題は野鳥です。

となっており、奥庭荘=野鳥の好きな方の宿となります。

奥庭荘は野鳥の宿であるため高ランク宿泊山小屋

初めての奥庭荘なので、どんな山小屋かと思ったら、本当にビックリ。

吉田口になる山小屋のイメージは皆無であり、ハッキリ言えば、登山用の山小屋ではなく、野鳥の方向けの宿泊施設としての宿というのが正解です

ですから、結果として、お風呂などはありませんが、1人1用タイプでの「部屋」となり、民宿と同じように布団がありました。

これにはビックリで、もう山小屋ではありません。

靴はこちらにて。

気になるトイレ。

何度使っても0円です。(宿泊代に含まれます)

当日は、ツアーの登山客がいたので、こんな感じ。

1回も居間があり、こちらも休める。

使った感じ(個室風)

単純に言えば、うまく山小屋を使えば、楽して登山が出来ます。

店内には自動販売機はありませんが、200円でペットボトルが1本購入可能です。

・食事はなんと!懐石料理なんですよ!

食事処としてあり、もともと、料理の豪華さは知っておりましたが、まさか山小屋の料理が懐石料理とは。

こちらが夕食です。

山小屋のため、食事は4時半から5時までです。(全員分を作るため)

吉田口にあるカレーとは雲泥の差であります

  • すき焼き
  • 天ぷら
  • うなぎ
  • そば汁
  • お漬物2品
  • ご飯(おかわり自由)

です。

ハッキリ言えば食いすぎです。

 

そして、朝食はこちら。

  • 卵(卵ご飯)
  • 貝のみそ汁
  • のり
  • 煮物魚
  • サラダ
  • 果物
  • 納豆
  • ご飯(おかわり自由)

です。

・宿泊料金は8400円

これだけ揃って、土曜日に宿泊しましたが、8400円です。

通常、吉田口の山頂を目指す山小屋は、11000円程度ですから安いです。

奥庭自然公園という富士山の絶景

奥庭自然公園内にある奥庭荘。

富士山5合目だけがメインとなっているため、この奥庭自然公園は、意外と見落とします。

前にも伝えた通り、野鳥がメインであるためです。

無料駐車場もあるのですが、富士山登山がスタートする7月から8月は、富士山の山麓の富士山駐車場から5合目吉田口がルートとなっており、間の奥庭自然公園を「指定」しないと一切止まりません。

また、入り口から、5分ほど下らないと自然公園内に行けません。

このため、二の足を踏む事があるからです。

・公園内は石畳で1周15分程度の広さ

本当に絶景ポイントなんです。

どこで撮影しても、富士山が綺麗に撮影できます。

5合目と比較しても天地の差です。

更に、1周は石畳で、極端な言い方をすれば、スリッパでもOKです。

1周15分という小ささなんですが、ほぼ平坦な場所です。

小さいお子様でも全く問題ないでしょう。

その意味では、家族連れの本当に手軽な富士山登山としての宿として最高です。

迷う事もなければ、怪我をすることもなし。

私のような登山初心者レベルの体力・能力の方でもよいです。

御中道 ~5合目から奥庭の山道~

奥庭自然公園内だけでは、30分あれば1周できます。

ですから、富士山散策を登山気分でするためには、おすすめなのが御中道です。

吉田口から奥庭をつなぐ約1時間半程度の道のりです。

これを繰り返す事で、登山気分が満喫できます。

登山初心者コースとしては最適です。

このレポートも随時更新しております。

奥庭・御中道カテゴリー

ぜひ、ご覧ください。

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