こちらでは「版」について説明いたします。
「版」とは…
作るのに時間がかかる!
値段が高い!
でも、コレがないと名入れができない!
そういうものです。
「プリントゴッコ」を知っている方でしたらなじみ深いと思いますが、絵をかいて、ピカッとやって、布の板に絵を映しこんで、インクを乗せて印刷をする…アレです。プリントゴッコは家庭用の簡易版ですが、名入れで使用するものは工業用のしっかりとしたものです。
版の制作に一番よくわかりやすい動画がありましたので紹介します。
↓<横浜美術館 「どんな技法?スクリーンプリント」>
動画ではインクを流す部分をカッティングで作成していますが、実際の名入れでは「プリント部分を黒に印刷をしたフィルム」を使用しますので、より細かなデザインに対応できるようになっています。
この「フィルム」自体が特殊なものなので結構、値段が高いです。
そのほかの工程は、動画の通りです。
布を張って、薬剤を塗って、感光処理をして、水流しをして、そのあとさらにきれいに印刷をするためのクリーナー加工も行います。
加工の工程でも時間と費用が掛かるがとてもよくわかりますが、さらにフィルム代もかかるので結局1万円以上の金額となってしまいます。
ここまで制作をして、実際にプリントをした「実物サンプル」の時にデザインを変更すると、最初からやり直しとなりますので時間と費用が追加となります。
逆にシルクスクリーンではない印刷の場合は?と言いますとお箸や御守りで使用される「箔押し用の金型」もあります。これは金属の凹凸で作られたものなのでもっと時間がかかってしまいます。でも価格は技術の進化もあってシルクスクリーン用の版とは変わりません。
フルカラー印刷の場合の版代につきましては、カラー転写用フィルムへの面付やインクジェットの位置調整と専用の特殊印刷工場へのスケジュール手配も加わり、ほぼ人件費で費用が掛かります。印刷工場は他社も利用するセントラル系の印刷工場となるのでデザインが変わったりすると、またスケジュールの調整から入るので1~2週間追加となります。
全体でまとめますと
版を作成したあとの変更は、時間とお金がかかるのでデザイン案の時点で慎重にご検討ください
ということとなりますので、お含みおきください。