卒業記念品シーズンが近くなり、記念品制作も2018年度分が本格化します。
そんな中、どうしても間違いがある選び方、使い方があります。
そんな間違いだらけの卒業記念品の選び方について、ご説明します。
目次
生徒が使うものです
よくあることですが、PTA・先生が決めることが、ほぼ100%なので、自然と方向が大きく間違いを起こすことがあります。
生徒が使うものなのに、どうしてもセンスがないものを選び、親でも使わない卒業の記念品選び
となります。
これは本当に不思議です。
親やPTAや先生すらも、「どうなんであろうか?」というのに、商品を選びます。
どうしてこんな事が起きるのでしょうか?
・前例主義って知っていますか?
簡単な理由と答えになります。
記念品選びの最大のポイントは、なんと!前と同じ商品を選ぶこととなります。
確かに、安心だし、安全だし、リスクが少ないのですが、やっぱり学校ですから、失敗をしたくないのです。
ですから、
生徒がほしい記念品=新しい記念品は却下
となる法則があります。
悲しいかな。
このため、多くの卒業記念品で、大きい学校ほど、この傾向があります。
大きな間違いですが、直すことができません。
結果、つまらなく、誰もほしい記念品ではないものが、毎年、卒業記念品になります。
予算がまったくあっていません
記念品を制作する際に、ちょっとだけ高度になります。
商品だけなら「数量*単価」で買い物をする価格で、総額がわかりますし、また、問題もないわけですが、卒業記念品となると、これに
・名入れ印刷代
・包装・のし代
など、普段では全く関係がないコストがメインとなります。
結果として、卒業記念品を作る際には、このような総額コストをしっかりと把握するこが必要なのです。
・自動見積もり化した理由とは
ただし、それを全く広告関連の仕事をしていない人からみれば、
「それは当たり前だろ!わからないのか」
となります。
そこで、当店では、解決策として、自動見積もり化を進めました。
つまり、この金額自体も見える化として対応して、1発で総額コストがわかるようにしました。この件で、トラブルも非常になくなり、初めて来た人も間違いなく、コスト管理ができるようになりました。
「これだけコストがかかるのか!」とわかったのです。
子供(生徒)の人数が今は違います
どんな制作物も、費用対実用があり、その中で非常に重要なウエイトがあるが、数量になります。卒業記念品の場合、この数量とは生徒数になるわけです。
このため、昔の場合は生徒数は数百単位あったのですから、費用をかけても利益が出てきたのですが、問題は今の時代は全く違います。
結果、卒業記念品の考え方自体を変える必要があるわけです。
・記念品は作る必要がありません
生徒数が少ない場合、どのようにすれべきでしょうか。
答えは簡単です。
卒業記念品は中止
とします。
乱暴に見えますが、これが大正解なのです。
予算がないのに、あれこれと対応しても、結果として良くなることはありません。まして、人数が少ないのは、欠点になっており、卒業記念品制作では、非常にマイナスです。
無理して対応しても意味がないのです。
先生・PTAはグッズ制作のプロでありません
記念品ストアーで、よくあるパターンとして、
「どうしてここまでわからないのであろうか?」
と不思議に思う点があります。
それは双方に問題があり、記念品ストアー側は、素人に対して説明責任がなく、先生やPTAは、お店側に対して、ビジネスとしての理解がないわけです。
わかりやすくいえば、友達同士で卒業記念品を制作しているわけではないのです。
ですから、この相互のトラブルを解消することが必要になります。
・どっちが偉いかはお店側
これを書くと、非常に失礼な感じもありますが、これはハッキリとしておかないと、後で大きくトラブルとなります。
お金をかけて制作しているのは、お客様ですが、お店側は、今までに数多くの卒業記念品を制作して、数多くの学校と対応しているわけです。
ですから、どんなに偉い先生でも、どんなに凄い親でも、当店の卒業記念品ノウハウには、勝てることができないわけです。
このため、実はこの差をしっかりと認識して、利用できるところは利用してください。
例えば、料理店に入り、自分が調理するより、コックに調理させたほうがいいわけですよね。それと同じです。
サンプル事例を見てみよう
卒業記念品の最後に大きく決め手になるのが、名入れ印刷ですが、その成功と失敗を分析するのが一番成功の近道です。
ですが、意外とこのミスを無くす最大のノウハウを、しっかりと対応していない方も多いのです。
こちらが、デザインを見て
「この内容でいいですけど、他社のサンプル事例を見て判断しましたか」
と言うと
約半分程度がみている程度・考えていない
で、残りの半分が全くみていないので、大きな間違いだと思います。
・プロでも参考にする印刷事例
偉そうな事を言っているのですが、どれほど大切かの説明をします。
わたし達でも参考にするくらい重要な要素
となります。
それほど貴重な情報なのに、制作をする側が、全くみていないのは、気の毒以外にありません。ぜひ、これは見てください。
卒業記念品製作事例。フォトフレーム&時計の名入れ印刷。
福生市立福生第一中学校の卒業記念品です。文字だけだとこんな仕上がりになります。 pic.twitter.com/NsnPOJPrUz— 記念品名入れ製作店 (@3scomnaire) February 28, 2017
卒業記念品製作事例。フォトフレーム付時計です。時計の下へ名入れ印刷しました。大崎市立古川中学校 第70回卒業記念品となります。 pic.twitter.com/K15gtUfNc5
— 記念品名入れ製作店 (@3scomnaire) February 27, 2017
<2017年卒業記念品の製作事例>
シンプルに普通のLED付タッチペンライト。多機能タイプなので、少しはいい感じになると思います。https://t.co/DqBVE1QOmH …
関西大学北陽高等学校様分です。
祝卒業と入れて展開するのは、ベタバタなタイプのデザイン。 pic.twitter.com/oVuBD9w385— 記念品名入れ製作店 (@3scomnaire) February 10, 2017
<2017年卒業記念品の製作事例>
最近の傾向としておすすめなのがこちらのスマホバッテリーです。なんと言っても大変喜ばれます。https://t.co/kUbgCqQQ2F
江戸川区小岩第三中学校分です。校章を大きくワンポイントに入れているのがいいです。 pic.twitter.com/NB1uBo6qmE— 記念品名入れ製作店 (@3scomnaire) February 10, 2017
<2017年卒業記念品の製作事例>
またまた同じ三角型時計&フォトフレームです。https://t.co/l0l5UJWMmi
同じように時計下部に空いてるスペースに名入れ印刷します。意外と単純な構造なので展開しやすいわけです。
三芳町立三芳中学校記念品です。 pic.twitter.com/sfXe1I2F5W— 記念品名入れ製作店 (@3scomnaire) February 10, 2017
<2017年卒業記念品の製作事例>
デジタル時計のカレダー付き温度計になります。定番の時計タイプですが、ワンポイントで印刷すると非常にオリジナル度が高くなります。
昭和女子大学分です。 pic.twitter.com/wziuIrYDsZ— 記念品名入れ製作店 (@3scomnaire) February 10, 2017
<2017年卒業記念品の製作事例>
今年一番人気の時計です。フォトフレームタイプにもなる三角時計。https://t.co/l0l5UJWMmi …
フレンド保育園の卒園記念品です。ワンポイントタイプがいいです。 pic.twitter.com/xzNTCYAXVc— 記念品名入れ製作店 (@3scomnaire) February 10, 2017
また、何かあれば追加していきますね。