東京モーターショー2017。出展企業車メーカーの販売記念品はどんな商品?

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2017年11月5日で、2年ぶりの東京モーターショーが閉幕しました。

今回はイマイチであり、評価も高くありませんでした。

いわゆるマンネリ化したため、出展企業の車メーカーも気合が無く、自動運転や電気自動車を見せる程度のものでした

それでも、2年に1回でありますし、川越から東京ビックサイトは目と鼻の先です

行かないわけにはいきません。

そこで、今回、興味が無い東京モーターショーであっても、企業の宣伝担当者や販促担当者であれば、どんな記念品が使われていたのか

ちょっと興味がありませんか!

そこで、記念品ストアー店長自ら開催初日の現場へ行きまして、ご報告します。

01

バッグは購入のみ限定!東京モーターショーのユニークな取り決めとは!

展示会に行くと、必ず各ブースで「無償」でカタログと一緒にアンケートに答えると、バッグをもらう事が多いと思います。

なんと!

東京モーターショーでは、出展している企業がバッグを配布すること禁止しております

知っておりましたか!

多くの展示会で見かける「バッグだらけの人達」が通路の邪魔になったりしております。

ですから、多くの人が来場する東京モーターショーにおいて、バッグを「無償配布」すると、下手をすれば、傷や転倒にもつながります。

ですから、東京モーターショーでは、バッグは主催者が「販売するのみ」を基本としております。唯一、バッグがほしければ、今回の2017年では「300円で販売」しておりました。

ある意味では、これが「東京モーターショーオリジナルグッズ」となりますので、けっこう記念に買われる人が多いのです。

帆布エコバッグが正体です

プロが見れば一発でわかりますが、こちら。

https://www.3scom.com/anniversary_gift/3032.html

どこにでもあるエコバッグです。

それでも、刷り見本として興味があるので1個購入してみました。

・表面は刷り色白で目立たなく

・裏面はタグを縫いつけ

やはり、プロの目からして、刷り色「白」だと目立たないわけですが、これはあえて「白」にしたわけです

けっこう大胆な決断です。

理由は普段からも使ってもらいためため、あえて「ダサい」印刷を地味にした結果です

この判断をした人は、相当、ノベルティグッズのノウハウが長けております。

そのとおりですからね。

次に、裏面のタグ縫い。

これは地味に高いコストになるのをあえてしております

これも凄い事で、単なる刷り程度のバッグでは価値が低くなるため、無駄にコスト増にして、ブランド価値を上げたバッグにしております

本当にユニークな東京モーターショーのオリジナルグッズです。

02

出展企業メーカーのオリジナルグッズ公開

さてさて。

お待たせしました。

2017年東京モーターショーの車メーカー各社のオリジナルグッズ公開します。

撮影はokです。商品は購入していませんが、ブースでの撮影となります。

ぜひ、宣伝担当者や販促品担当者は、一見の価値がありますよ。

海外有名車メーカー編

まずは、海外企業からご紹介します。

・メルセデス・ベンツ

高級車の代名詞ですね。

販売してていなのはこちら。

・帽子・ボトル・ミニカー・プチタオル

もともと、ロゴマークが単純ですから、メルセデス・ベンツのエンブレムさえ入っていれば良いわけです。

その意味では、プチタオルにしても、ボトルにしても、誰でも作れる程度の商品と言えます

採点30点

・ポルシェ

高級スポーツカーの代名詞です。

エンブレムが特徴的です。貴族の紋章でのようなデザインです。

・帽子・タンブラー・マグカップ・キーチェン

エンブレムがフルカラーなので、印刷も結果としてフルカラータイプ。

その分、1色タイプと比較すると非常にコスト増になります。

結果的にそれが「ブランド価値」につながり、オリジナルの記念品としては価値が増します。

手間隙かけた分だけ、他の車メーカーのグッズよりもワンランク上です。

採点80点

・アウディ

アウディは、排ガス規制の件でいっきにブランド価値が低下しました。

しかし、高級車路線は堅持されております。

アウディ所有者は比較的に高所得者であります。

そんなアウディファンへの記念品となりますね。

・トートバッグ・ミニカー・マグカップ・水筒・コースター

ロゴマークとしては、「Audi Sport」という標語をメインとしたオリジナル品です。

マグカップにしても水筒にしても、どこでも作れるためイマイチです。

これに比べて、ミニカーやトートバッグはいいです。

特にトートバッグは可愛いベアーがハートマーク部分にエンブレム印刷。

これはよいです。

採点60点

・フォルクスワーゲン

フォルクスワーゲンファンは沢山いますので、けっこう期待値が高いと思います。

ロゴマークのエンブレムも独特でいいです。

・タンブラー・マグカップ・ミニカー・ハンカチ・ぬいぐるみ

やはり、こちらもタンブラーとマグカップについては「どこでもできるため安っぽい」です。

これに比べて、ミニカーやぬいぐるみは、ファンならぜひほしい商品です。

ちなみに、スカーフのようなハンカチは、製作するのに大変なので、これは価値があります。

採点50点

・ボルボ

ボルボはスウェーデンの車メーカーのため、あまり所有者は少ないのですが、ベンツと比較して選ばれる方が多い。

ちょっと違いがわかる人向けの車メーカーのような気がします。

・帽子・ミニカー・キーチェン・パスケース

全体的にオリジナル感があってよいです。

点数こと少ないですが、1点1点高級感があり、非常にオリジナル品としては良いです。

特に革製の部分はシルク印刷ではなく、型押しのがいいです

こうした手間隙かけたのはすぐにわかります。

採点:70点

・プジョー

プジョーはフランスの車メーカー。

日産との合弁企業であり、カルロス・ゴーンさんの元会社です。

フランス国営企業ですから、伝統的には凄いです。

・リュック型バッグ・ミニカー・帽子

フランスの老舗メーカーらしく非常に手の込んだオリジナルグッズです。

デザイン的にはダサイのでガックリですが。。。。

これは本当に皮肉であります。

もう少し、センスがあれば最高ランクになりますね。特にどこにもないリュック型バッグなどは、とても良いと思います。

採点55点

・ルノー

こちらもフランスの自動車メーカーであります。

日産のゴーン氏メインの会社であり、日本でもルノーファンはけっこういます。

・マグカップ・ストラップ・帽子・チョロQ・マウスパッド

全体的にはシンプルな感じがいいですね。

極端なオリジナル度がありませんが、それでも唯一「チョロQ」などは、東京モーターショーらしい記念品です。

採点 55点

国内有名車メーカー編

お待たせしました。国内メーカーの各社のグッズです。

トヨタはありませんでした。不思議!

・ホンダ

ホンダの東京モーターショーのオリジナルグッズですから期待します。

ちょっとセンスがあるものを期待します。

・マグカップ・スカーフ類・バッグ

全体の評価としては、期待した分、少しガッカリ感がありますね。

マグカップは問題外ですが、バッグの「くまモン」の使用はいいアイデアです

ホンダグッズというよりも、くまモングッズになってしまうけど、仕方がありません。

スカーフの名入れ印刷は、モーターショーらしくていいのですが、単なる文字ではだめです。

採点40点

・スズキ

軽自動車といえばスズキ。

ユーザー層としては、高所得者ではなく、低所得者向けですから、ある程度、この層に最適で期待されるオリジナルグッズが重要になりますね。

・ミニカー・ハンカチ・バッグ・バッチ

ミニカー以外は期待外れと言えます。残念です。

せっかくユーザー層が沢山いるわけでありますので、東京モーターショーの中で一番お買い得感があるオリジナルグッズを展開すれば、非常に効果的です

それができていない点が落第点ですね。

採点 30点

・日産

日産は、東京モーターショー直前に、無資格検査事件が発覚。

イメージダウンがありましたので、こうした時こそ、ブランド向上が必要です。

果たして、どんなオリジナルグッズがあるのでしょうか。

・ミニカー・水筒

ミニカーはどこにでもありますが、クオリティは高いのでok。

さて、

あの水筒は当店でも非常に人気な「あの水筒」です。

https://www.3scom.com/anniversary_gift/13592.html

いや!

本当にビックリしました。

そして、評価としては「非常に残念」

もし、当店が提案しておれば、このクオリティ価値の数倍は良い商品を、日産の東京モーターショーオリジナルグッズとして提案できたわけであります

こんなダサイオリジナル水筒など、誰が買うのでしょうか!

という感じです。

採点 55点

・ヤマハ

ヤマハといえば発動機であり、ヤハマといえば、音楽がメインとなります。

そして、東京モーターショーでいえば「バイク」となります。

ですから、メインはバイクでのグッズ関連です。

・バスタオル・切子グラス・クリップ・財布

まず、見た目の「オリジナル度」が高いのがわかります。

ただし、これは東京モーターショーオリジナルなのか!という点だけでしょう。

商品自体は個々で非常にクオリティが高くおすすめ度が高い記念品です。

特に切子グラスなどは良いです。他ではあありません

しかし、プロの目から見ると、切子グラスに単にワンポイントの名入れ印刷をしただけですね。

それでも総合点は高いです。

採点 80点

・いすゞ自動車

いすづですが、東京モーターショーでは、大型トラックになります。

ちょっと変な感じがしますが、大型トラックコーナーは、毎回、非常に人気のコーナーでありますので、いすづが出るのは当然の流れ。

このため、記念品は他の普通自動車と比較してオリジナルになります。

・和製の巾着袋・ミニカー

商品点数が少ないため、迫力がないと思ったのですが、ミニカー1台の大型トラックが凄い迫力です。

また、オリジナルの和製巾着もユニークです。

こうしたように点数を増やすのではなく、ある程度、尖った商品を選ぶのがいいでしょう。

採点 70点

・ダイハツ

ダイハツはスズキと並ぶ軽自動車のメーカーです。

その意味ではスズキのオリジナルグッズと比較して、オリジナル度が高いかが勝負です。

今回見てみると、すべてがミニカー

これはなかなか、良い選び方であります。

・ミニカー

東京モーターショーならではのラインアップです。

ミニカーばかりですが、東京モーターショーですから問題が全くありません。

このように、、ある程度は割り切り感が必要であり、非常にオリジナルの選び方で参考になりますね。

採点 80点

その他、自動車メーカー

その他、自動車メーカーの商品があります。

車好きならわかりますが、あと5メーカーほどご紹介します。

・AMG

知らなかったのですが、AMGは、メルセデツベンツのメーカーであり、ダイムクライスラーです。基本はモータースポーツ関連です。

・帽子・キーチェン・ミニカー

 

シンプルな帽子でも、オリジナル度が高い品質があるものです。

ただし、これが2017東京モーターショーオリジナルグッズであるかどうかです。

その点ではユニークさはありません。

採点 50点

・SMART

スマートは、ドイツの自動車メーカーであります。

珍しく海外の「軽自動車」がメインの会社です。

・帽子・ボトル・キーチェン・ミニポーチ・クリップ

ドイツの軽自動車ですから、大衆向けであります。

ですから、高級路線ではありませんが、日本での知名度が低いため、あまりにも「平凡」すぎるのでアウトです。

せっかくドイツからですので、ドイツらいしものが必要でしょう。

商品自体は問題ないのですが、PR品としてはイマチイだからです

採点 45点

・DSオートモービルズ

DSオートモービルズは、シエトロンの高級ブランド品。

高級車メインの自動車メーカーです。

・ミニカー・キーチェン・Tシャツ

全体としてはミニカーの高級タイプであり、高級車メインであれば、かなり良い選択です。

その他のグッズはイマイチですが、あまり知られていない高級ブランドであれば、この程度でOKでしょう

採点 55点

・スカニア

スカニアは、スウェーデンの大型トラックのメーカーです。

日本でいえばいすづと同じ立場でしょう。

・水筒・Tシャツ・ミニカー・ベルト

基本として大型トラックメーカーですから、ユニークさがありますね。

Tシャツもいいですが、ベルトなんかは素晴らしいです

ただし、これも当たり前ですが、東京モーターショー2017オリジナル品ではないので、付加価値としてはイマイチですね。

採点 60点

・シエトロン

シエトロンはフランスの自動車メーカー。

フランスらしいオリジナルグッズとして見れることができます。

・帽子・マグカップ・ミニカー

シンプルな感じで、シエトロンファンとしては合格点でしょう。

しかし、何度も伝えているとおり、東京モーターショー2017用ではないオリジナルグッズですので、付加価値は低くなります。

採点 55点

03

東京モーターショー2017年、オリジナルグッズまとめ

いかがでしょうか。

各自動車メーカーの東京モーターショー2017。

オリジナル販売グッズを見た感想は!

予想通りでしたか?それとも、期待とおり またはガッカリでした?

・ミニカーや帽子が多いですね

せっかく東京モーターショーに行っているのですから、もっとオリジナル度が高いものを展開してみるのがいいでしょう。

ミニカーなどはとっても良く、また、帽子などは実用性が高いのでいいです

しかし、それでも、東京モーターショー以外でも、購入しようと思えば可能な範囲内なので、もう少しオリジナル度が高い尖った記念品が必要です。

こちらは2年前に購入したポルシェの帽子です。

今回も帽子をかぶって行きました。2年間の間、全く問題なく、1個3500円ですが、非常にお買い得な商品でした。

しかし、2015年のマークがあるわけでもなく、単なるポルシェの帽子なんですよね

その点が、オリジナル度としてはイマイチです。

・モバイルバッテリーがなかった不思議

世間ではスマホが最重要アイテムであります。

また、今回の電気自動車や自動運転でも「電機」や「IT」などは密接です。

その意味では、当店でも大人気のスマホバッテリーが、どの車メーカーも記念品として展開していない不思議さがありました。

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