楽天のロゴマークが「1色」へ。オリジナル印刷は超簡単に。コスト削減でも正解の件

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楽天が従来のロゴマークの仕様を変更し、1色タイプに変更。

楽天グループ全体のロゴマークチェンジとなります。

イメージとしてはこちら。

今までは、赤をモチーフにした丸Rの抜きを赤にし、楽天のRakutenを黒にしたタイプ。一見、アクセントがあっていいのですが、記念品への印刷をする場合、非常にコスト増になり、本当に意味がないのです。

今回は楽天のイメージ変更から見る記念品の印刷についてお伝えします。

楽天、グローバル統一ロゴのデザインを一新  楽天株式会社

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楽天グループが1色印刷仕様へ

6月26日の今日。ECサイトでちょっとだけ話題になったのが楽天のイメージ変更。

何度もロゴマークをイメージ変更しているので、多くの店長では「何をしているのか!」と笑うようなゴタゴタ。

それでも、実際にどのように変更になったかを見てみると、個人的には「正解」という流れになります。

従来の意味不明なかっこ良さもいいですが、どちらに転んでも、コスト増になる多色

特に楽天のロゴは「赤」と「黒」の2色。単純でありますが、非常に接近しており、実際に印刷をするのには、ほぼ不可能な印刷レベルになっており、基本としておすすめできないロゴです。

それが今回、1色印刷になった事で、非常に手軽に早く楽にできるため、印刷のコスト減となっております

・意味不明な多色ロゴ、「日立」と「マイクロソフト」の実例

記念品の印刷で、本当にやっかいな多色ロゴ。

その代表的な企業として、日立とマイクロソフトをご紹介します。

まずは、本当に意味不明な日立のロゴマークです。

HITACHIとありますが、次の下の標語に赤の点があるのがわかりますか

この赤の点だけのために、どれだけ印刷の苦労とコストが増加したのか?想像してください

まさに「世紀のアホデザイン」と言えます。

もちろん、この赤を黒にしてもいいですが、日立の会社レベルでは、一担当者で決定できないため、未だにこのアホロゴを使用しなければいけません。

次はマイクロソフトのウィンドウズのマークです。

何度か仕事をしましたが、本当に意味がわからないほど、フルカラー対応をしました。

最近、その意味不明さに気付き、ロゴを変更しました。

こちら。

青1色の単純なマークです。記念品のロゴマーク入れなどは本当に楽になりました。

楽天と同じで、結局はシンプルな1色へと進むのがスタンダードです。

今回の楽天の1色仕様について、時代の流れだと思います。

02

記念品の制作で1色印刷と2色印刷の違いとコスト

さて、記念品サイトとしての本題です。

1色印刷と2色印刷の違いをご説明します。

【印刷のコスト】

1色印刷を1個100円とした時、2色印刷は160円。

つまり、60%増近くコストが増加します。

【制作の時間】

1色印刷の場合、10時間で仕上げる事が可能な場合、

2色印刷にしただけで、時間は20時間となります。

つまり、100%増となります

ですから、リスクを考えると、最低でも現場ではプラスになり、30%以上のリスク増加負担となります。

お客様としても

・コストは増加

・制作時間は増加

など、価値がそれ以上であれば問題ないのですが、たった1色が増えた結果、これだけのリスクが増加しては、全く意味がないわけです。

・おわかりいただけたでしょうか!今回の楽天のロゴ変化の意味

さて、話を戻します。

楽天のロゴ変化。

すべて1色印刷へと変更しました。英断です

現場の販促企画担当者にとって、コストやリスクだけが増加するロゴマーク印刷の多色。

1色になれば、どれだけ楽チンかわかります。

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