トラストフォーマットセミナーの感想と分析。オレコンの脅威の伝え方

シェアする

600view

2018年10月13日の土曜日。

株式会社オレコンが主催するセミナーに参加してきました。

このセミナーは前回の「マイクロコピー」以来のオレコンセミナー参加であり、今回のトラストフォーマットは初のセミナーとなります。

どんな内容であったのか?店長目線にて分析してみます。

01

オレコンの山本さんとは?

前回のマイクロコピーにしろ、今回のトラストフォーマットにして、全て山本さんの「独自分析」を、手に入れるための時間であります。

しかも、山本さんの人徳か軽薄さの表裏一体で、ともかく非常にわかりやすいです

難しい言葉や専門用語など一切ない。

あるのは、次の日に実行可能なノウハウだけであります

ここが、他のセミナーと比較して、圧倒的に違う所であります。

他のセミナーは

  • 無駄な説明時間ばかりで、無駄な内容
  • 講師の自己満足ノウハウの押し売り
  • 能力が低い講師が、全く役に立たないノウハウを自慢している
  • 押し売り教材・プログラム売り

などが目立ちます。本当に時間の無駄です。

これに比較して、山本さんのセミナーは

  • 伝えている間に、どんどんアイデアや改善が思い浮かぶ
  • 事例が具体的で、自分のEC店舗そのものの規模感
  • 表現が幼稚でおバカ。だからこそ、フルチン状態で心に響く

となります。

特に、中小・零細企業のコンサルティングを常にしているため、伝え方が「非常に下品で品格がほぼ無い」所が凄いです。これは本来なら、マイナス点なんですが、内容自体が的を得ているので、それが相殺されるところが凄いです。

ぜひ、実際のセミナー現場で、その下品で品格ゼロな山本さんの講義を聞いてみましょう。

02

本題「トラスト・フォーマット」セミナーの中身

今回も参加して、非常に響く内容でありました。マイクロコピーと同等の価値がありましたので、自分が良かった点をお伝えします。

ちなみに、山本さんも言っていましたが、セミナー参加者で、実際の行動に起こした人は、全体1割程度という残念な結果

これは山本さんの責任ではありませんが、本当に意味がないと思います。というよりも、最悪でしょう。なんのために仕事をしているのか不思議です。

1 お店のゴキブリを探せ!

ある飲食店で食事をして、美味しい料理であった。

帰り際に、たまたま、ゴキブリを見かけた。そんなお店に次行きますか?

これが山本さんの問いかけです。

そう!この問いかけは、まさに目から鱗でした。

よく、多くのセミナーでは、「買い物カゴ落ち」とか、こうした表現で分析しているのですが、山本さんの表現は、全く違います。

自分のサイトで、ゴキブリみないなものがありますか?

という問いです。

「・・・・あった!」

意味不明な安売りや、意味不明なおすすめ品。

まさに、サイトを訪れた人の多くが、ゴキブリのように感じる「感性」です。

他のセミナーでは、直帰率を無くすようにしましょう!という事しかいいませんが、山本さんの表現は違う。

「あなたのサイトは、意外とゴキブリがあるサイト」

という表現で、鋭いパンチを出す。

もちろん、自分のサイトでなくても良い。競合サイトを見て、「これはゴキブリだな」という感じがしたら、それを無くすようにする。

とっても簡単でありながら、とっても重要。

これが山本さんの「奥義」である。

2 グラフを使い騙す=売り上げを上げる

山本さんが

大手しかサイトでグラフを使いません

という、衝撃の内容。

アホな!と思いましたが、確かに、中小・零細企業で、グラフを使い倒している所は非常に少ない。逆に大手になればなるほど、大手のページになればなるほど、意味不明なグラフが多用されている。

そして、その理由が凄い内容であった。

・正確にグラフを作らない=伝える力

グラフを使う際に、とっても重要な事は何か!

それは、グラフは伝えたい事をメインとしたグラフ作りで、図を正確に作らない事

という、とんでもないアドバイスであった。

これは一見、騙す事を伝えているように思うが、全く違う。

知りたい情報を、正確に伝えるためのお客様視点でのグラフ作りをする

という事である。

例えば、40%OFFとなっているけど、グラフで作った場合、どんな感じになるのか?

簡単な方法です。

グラフとしては正確であっても、表現の仕方は自由なんです。

この図をみればわかりますが、40%の大きさと、60%の大きさが同じですよね。しかし、印象は全く違います

実はこうした表現は大手ではよくある図を展開する時に目にしますが、中小零細ではゼロです。だって誰も教えていません。

それを山本さんは「ポン」と言ってくれました。

これはあまりにも衝撃的であったため、現場のセミナー会場では、デザイナーから「クレーム」が来るほどでした。納得はするけど、納得できない!という感じ。

ただし、言えるのは、実行すれば、売り上げが上がる事は間違いなし

それは瞬間的に感じる凄い部分です。

3 見た目の良さは盗む(パクる)

同じ商品なのに、同じ価格なのに、

見た目を変えただけで売り上げが上がる!!

そう!言われて信じる人はいないでしょう。

まさに、今回は、この不信感を「実行」までに言う内容でした。

今までの他のセミナーでは、細かいデザインのノウハウであり、プロ視点がふんだんこれでは到底自分には出来ずらいという内容でありました。

それが山本さんが言うには、

「自分が信頼しているサイトのデザイン パクって」

という一言。

凄く正しい!!!

なぜなら、自分よりも優秀な競合サイト、大手サイトなど山のようにあります

直観的に「これはいい!」と思ったデザインや表現を、自分のサイトで活用すればいい。

こんな単純な事に、今までどうして気づかなかったのかが不思議である。

自分の中で信用している事は、お客様も当然、信用しやすい

という法則です。

だから、何が信用するかは、個々の店長で分かれますが、そのピンときた信用さは、非常に大切であります。

その信用さが、サイトにあるだけで、どれだけ売り上げ増に直結するかどうかです。だからこそ大事なんです。

これは現場でセミナーを聞きながら書いた内容です。

競合サイトを見ながら、これは信用度を上げるな!と感じたものです。

  • 営業時間を目立つように大きく(平日9時から18時まで)
  • 直近の特集を大きく目立つように(2018年年末年始特集)
  • アイコンは角丸(アプリ風にしておく=クリックされやすい)

という感じ。

見た目の少しした感じの違いで、信用度が飛躍的にアップします。単純であるからこそ、対応しなければいけません。

4 店内賑やかではないお店が多い

不思議だと言う山本さん。

「多くのお店が、店内写真を撮る場合、誰ひとりいないお店を紹介する」

という。

確かにそうだ!

そして、

「こんな誰もいないお店に行きたいですか!」

という衝撃の質問。

多くの人が「NO」と答えたが、自分のサイトを比較すると、こうした誰もいないお店を表現しているのが多々あるのに驚かせれる

というより、誰もいないのが当たり前だと思っていた

本来、お店を紹介するのであれば、こんな形で、非常に賑わいがあるようにしなければいけない。それが信頼を勝ち取る簡単な方法だ。

それを多くのEC店舗は実行していないと言う。

ちょっとした改善であるが、その改善点の内容が凄まじい。

03

トラストフォーマットセミナーのまとめ

いかがでしょうか。

他にも、ユーザーが信頼している媒体のデザインを活用しよう!とか、数字の件数は1桁まで正確に出したほうが信頼度が上がるとか、ありますが、、この4点だけでも、改善するため時間が多く必要です

あえて、自分なりに時間をかけてまとめたのは、まさに「行動・実行するために」するためです。すでに単に平日の営業時間を大きく入れる!という点は、数分で出来る「信用度アップ」のノウハウでした。

このように、マイクロウェーブと同等の内容であり、すぐに実行できる・自分で考え、自分で判断し、自分で対応するというのが、山本さんのセミナーが、一番効く内容です。

しかも、それがたった3000円。

笑うしかないです。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

シェアする