東京出初式は、東京消防庁が行うイベントで、東京ビックサイトの東駐車場で毎年1月上旬に行う消防訓練のイベントです。
基本は関係者を呼んで行う見世物イベントでしたが、最近は自衛隊のイベントと同じで、多くの市民の理解と協力を得られる貴重なイベントとして開放されております。
入場は無料であり、最大の見世物である総合訓練のパレードも自由席があり、誰でも参加可能となっております。
今回は、こうした貴重なイベントを昨年の2018年に参加したため、参考になればと思い、体験レポートを公開しますので、ぜひ、ご覧ください。
目次
自由席があるのでパレードは見れる【コツ1】
まず、一番の関心事として、
「パレード見たい!」
というのがありますが、基本は大丈夫。指定席もありますが、300席近い、広々として自由席があり、写真さえ気にしなければ、いつもでもOKだと思います。
その理由はパレード中であっても、完全に埋まる事はなく、上のような立見席の「2列目」などは常に空いておりました。
ですから、家族連れで朝早く行けない方でも、見る機会は実は全く問題なく、良く見えるか・見ないのかのレベルだと思ってもいいでしょう。
個人的には、わざわざ
・朝早く並ぶ必要性がないと思う
・往復ハガキで応募して指定席は必要ないと思う
と、思いました。
・朝7時にビックサイトに到着したら、どうなったのか?(体験レポート)
実はこうした体験談や、レポートって本当に少ないのです。
民間イベントなら、主催者が積極的にPRするのですが、東京消防庁なので、公務員であり、こうしたサービス精神は、あくまでも組織内への配慮であり、一般人へは積極的に命令されない限り、自己判断で公開したりできる組織形態ではないため、ほぼありません。
そこで、ユーザー目線として、昨年の2018年1月6日の土曜日。朝7時に到着した様相などをレポートします。
電車で東京ビックサイトへ到着。
この時間6時57分です。ですから、自宅は4時半に出ましたよ。朝陽がまぶしいです。
まず、結論からいえば、現地には9時までに行けばOKな感じです。
自由席ですが、良い場所と取りたければ、朝一が良いと思いますが、その価値があるかどうかは無いと思います。
東6ホールが自由席の待機場所となっております。
ビックサイト内は7時に開門し中へ入れます。
そして、自由席の待機列がこちら。
8時に自由席の開門なんですが、1時間以内でこれだけ大勢の人が待機しております。
しかし、それでも、良い席(一番前の座席)などは必要ですが、立ち見席や2階席であれば、8時・9時に到着しても良いと思います。
・8時開門し、10時にパレードスタートまで
中で待機しているのですが、8時頃に中の自由席への移動が開始されます。
こちらの、緑の札をかけていれば出入りは自由となります。いわゆるパスポートです。
まず、パレードは、東京ビックサイトの東駐車場で行います。
パレードがスタートするのは、10時ですので、それまで2時間暇であります。
こんな感じで沢山の消防車がありますので記念撮影など。
パレード会場に、大きな2階立てのスタンドが設置されており、こちらで見ます。
さきほどの札さえあれば、移動は出入り自由なので、荷物を置いて、ビックサイト内に行くのが良いと思います。
自由席・指定席などの誘導は、隊員などが「超わかりやすく」しております。さすが安全確認第一の消防隊員であります。これにはさすがに笑います。自衛隊でも、ここまでしませんので、消防文化なんでしょう。
立見席の自由席は、こんな感じで、誰でも見向きもしません。
ですから、300席の自由席といっても、スタンドの椅子ありは埋まりますが、立見席は終始、空いていると思います。
(ただし、入場札制限があるため、遅いと結局は中に入れないと思う)
あくまでも、総合訓練の出初式です。
パレード前には、こうした式典の祝辞なども沢山あります。
いわゆる「校長先生の挨拶時間」です。
関係者は、当然、しっかりと聞かなくてはいけませんが、部外者であれば、聞いておく必要性がないと思います。(ハッキリ言って、すみません)
小さいお子様などの家族連れなどは、パレード開始までには、ビックサイト内で、消防車などを見ておく時間でも良いと判断しております。
(もともと、難しい話など、聞いてもわからないので)
・ビックサイト内での催しものはお子様・家族向け【コツ2】
多くの来場者は、多くが消防関係者の方が大変でしょう。
そして、次に多いのが家族連れです。特に小さいお子様などは、消防=仮面ライダー的なスーパーヒーローのような感覚で見ております。
そして、最後が、私のようなオッサンです。
パレードもいいですが、小さいお子様などは、完全に校長先生の挨拶時間は、飽きる内容なので、ぜひ、ビックサイト内で遊んでいた方が良いと思います。
パレード前は非常に人が少ないので、撮影が自由にやりたい放題です。
パレード終了後は、ほぼすべてのコーナーが、並んで対応しなければいけないので、この時間に「コスプレ」などのコーナーなどで、おっさんの私は遊びます。
また、普段では見れない・触れない消防車や救急車などが沢山あります。
展示コーナーとなっていたり、体験コーナーであったりと、変な遊園地へ行くよりも楽しいですし、しかも、全て無料です。
小さいお子様などは、こうした消防車だらけのイベントでは、ハイテンションになりますので、ぜひ、ビックサイト内で遊んでいたほうがいいと判断しております。
また、主催者側でも、こうしたイベントで、子供が喜ぶイベントやパレードも沢山用意しておりますので、入場券無し・入場料無料なので、参加してみるのが良いと思います。
パレードの最大の見せ場は消防ヘリです【コツ3】
パレードがスタートします。10時半頃からスタート。
パレード会場の左側から右側へ、どんどんスタートしますが、総合訓練の最大の見せ場は、やはり防災ヘリです。
高度が非常に低い位置に編隊として来て、救援活動します。
どこか見せ場かは、個々にわかれますが、迫力から言っても、貴重性から言っても、防災ヘリだと思います。
・パレード その1 全体行進
東京消防庁なので、ある意味では超巨大組織です。
あらゆる関係者が参加しますので、有名人やオリンピックスポーツ選手なども沢山います。
おっさんなので、可愛い女の子集団を撮影して、今回の撮影課題はクリア。
後半では総合訓練がスタートしますが、会場の左から右へ行進していきます。
本来、自分の家族などがパレードにいるのがほんとどで、それを見るために出初式に来ている人がほぼ80%くらいなので、私のような部外者は、けっこう何のやる事もないのが現状。
回りでは、「誰々さんがいたよ!」と大盛り上がりしております。
こんな感じで、スタスタと行進しております。
もちろん、車両行進もあります。
そして、会場を見ると、こんな感じです。
関係者の晴れの雄姿を見るため、撮影しております。
・パレード その2 総合訓練
パレードが続きますが、ここから車両でも、ド迫力な感じ。
これだけの車両が目の前を通過するのですから、大変興奮しますよ。
(家族連れの女性などは、ポカンとしているのが多いですけど)
それでも、こうしたヘリ編隊などは、けっこうド迫力があります。
音などは本当に必見の価値があります。
東京消防庁の底地からではありませんが、放水船なども参加しております。
総合訓練の本格的な出し物の前に、古来からの梯子の乗りなどの披露されます。
・リアル西部警察か!違いますけどね【コツ4】
消防訓練なんですが、中身としては、失礼ながら「リアル西部警察」であります。
迫力満点であります。
もちろん、火の手は、ダミーであり、本番の火元と比較すれば小さいですが、その他のセットなどは豪華です。
特にタンク爆発などは、見た目が派手なので名物となっております。
あちこちで消防訓練です。
タンクの爆発ですが、これは笑えるのですが、カウントダウンします。
意味がわかりずらいと思いますが、撮影しやすいようにしているのです。
「あと5秒後の爆発します」
という、アナウンスがあるからこそ、こんな写真が撮影できます。
訓練であり見世物でありますので、本番の方が何十倍も危険であり、大変です。
あくまでも「出初式用」です。
その象徴が、この最後の万歳状態の装飾記念撮影です。
基本的に、こんな感じでパレードが終了します。
海沿いなので、風が吹くと寒いですが、晴れている状態であれば、そなりに暑いです。
東京出初式まとめ
このイベントは午後2時まで開催されております。
ビックサイト会場では、コンサートや、体験コーナーなど多数あり、ほぼ家族連れメインのイベント内容が目白押しです。
今年の2019年1月6日は日曜日。お正月の最終日で、お父さん・お母さんは大変だと思いますが、お子様にとっては、冬休み最中です。
年に1回しかない貴重な日ですので、ぜひ、おすすめします。