2019年2月あたりから、ヤフーで検索すると、1位にこんなリンクが出ております。
すでに多くのキーワードで見れるようになり、最初は何かと判断出来ませんでしたが、このタイプの広告が多くなってきおてり、非常に広告枠自体で存在感があります。
なぜなら、見てもらればわかりますが、こんな結果になるからです。
下記は、5月8日にキーワード「記念品」で検索した結果です。
このように、普通に考えれば「やりすぎ」であります。
最初の部分で9行独占とは、まるで宣伝枠そのままであります。
ですが、この仕組みは、すでにヤフー広告では、ルール化しており、もう誰も止める事が出来ません。そのため、どんな仕組みなのかを調べてみましたが、一切情報がなく、ヤフー広告へ質問しました。
その結果と分析をお伝えします。
目次
Yahoo!プロモーション広告正規広告代理店がカギ
まず、結論から先にお伝えします。
YAHOO!プロモーション広告の正式代理店が運用している広告アカウントのみ対応で、キーワードで1位に入札した所が出る場所
となります。
本当にわかりやすいです。
- ヤフーの広告代理店管理アカウントのみ
- 1位を獲得した所のみ
- 2位では出てこない
- 代理店に管理していないと出てこない
となります。
これには、ヤフー側でも「特別枠」として見ており、最近の事例です。
ここでの問題点があり、
自社運営のアカウントは1位でも出てこない
という点であります。
この点が非常にシビアであります。
広告表示オプションのクイックリンクとは
そもそも、広告の拡張機能として、ヤフー広告の機能の一部であります。
広告表示オプションの一つの機能であり、その他は
- 電話番号オプション
- テキスト補足オプション
- カテゴリー補足オプション
などがあります。
その中の一つとして、クイックリンクオプションがあり、わかりやすくいえば、リンクみたいな広告1行文字タイプと言えます。
これは、すべての広告主で与えられている機能のであり、それほど特別なものではありません。
ですから、1位でなくても、2位でも3位でも、キーワードで検索して頂くと、わかります。
例えば、周年記念品で検索すると、
このように1位は、広告代理店に頼んでいるようで、1位になり、クイックリンクオプションが3行タイプになっております。
しかし、2位の部分は、広告代理店に頼んでいるかもしれませんが、単なる1行タイプが沢山あるだけです。
・正規広告代理店の「特別感」を出すための施策
今回、このように
- 1位になったら、特別としてクイックリンクオプションを「特別」に出す
- しかも、それはヤフーの正規広告代理店しか許されない特典
となっております。
これは本当に単純な理由であり、広告代理店に
1位なるように、バンバン高額な入札価格を出した代理店には、特別に1行ではなく、プラス2行、超目立つようにします
というヤフー広告側の戦略と言えます。
お金を出せる広告主しか生き残れない令和ネット時代へ
当たり前ですが、これを不正とすると、競争と見るかです。
そして、ネット広告もすでに競争から、「生き残り競争」へと進んでいます。
すでに多くのキーワードで、代理店枠のクイックリンクオプションが目立ち始めています。
キーワード「ノベルティ」
キーワード「防災グッズ」
このように、お金がある広告主は、広告代理店の「おすすめ営業」で、どんどん広告単価を上げて、1位を獲得し、広告枠を獲得しております。
【最後】お金がない広告主がやることまとめ
いかがでしょうか?
多くの広告主は、これを見て愕然としたでしょう。
「お金さえ出せばいいのか!」
という判断です。
であるなら、お金がない広告主は何をすればいいのか?
それは、広告枠での戦いは無理なので、その場を戦いをやめて、
- ページの中身の充実
- 営業態度の中身の拡充
- サービスの一新とおすすめ
など、広告自体に頼らない「中身勝負」で対応するしか、生き残れないと思います。
このクイックリンクオプション1位枠は、お金がある会社のみに許されたノウハウです。
ヤフー自体が、このノウハウを公開出来ないのも、
「金が無ければ出来ないよ!」
と言っているからです。
悩む時間や悔しがる時間があれば、その他以外で頑張りましょう。