楽天の商品画像登録ガイドラインの本質。ヤフーショッピングでは問題になっていな点

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楽天市場が、商品画像登録ガイドラインの遵守が必須化を進めております。

商品画像登録のガイドラインとは、簡単にいえば、アマゾンのようにバックが白で見やすくする事です。その事自体は良いのですが、どうして、このようなガイドラインをしなければいけないのかですが、

商品が探しにくい。ごちゃごちゃしている。

ページが長いページが古い

などの、楽天らしいネット商品ページが、マイナスと評価されている事について、改善しようとしているわけです。

この事自体は、とっても良い事ですが、それ自体で解決する問題ではなく、今回の本質は実は別の所にある点をお伝えします。

01

結論 三木谷会長が嫌いだから、楽天のページが嫌いという本質に

日本において、ネット経営者の中で、楽天の三木谷さんと、ソフトバンクグループの孫さんと、元ライブドアの堀江さん。

この3人に対して、多くの人は好き・嫌いがハッキリとしており、生理的に嫌いという部分が多分にあります

特に三木谷さんの場合は、あまりメディアへ露出する事が無い分、イメージ先行や本質的に「嫌われるタイプ」であるため、それを隠そうとしない部分も、また、生理的に嫌いになる部分であります。

・楽天へのクレームが、そのまま三木谷さんのイメージと合致

こうした点において、さきほどの

「ページが見にくい・長い・わかりずらい」

「買い物がしにくい・商品が探しにくい・ごちゃごちゃしている」

などの、感想になるのですが、これに対して、一切、利用者視点に立たず、また、三木谷さんの声で語られた経緯は皆無であるため、楽天への世間的なクレームが、そのまま、三木谷さんのイメージと合致、さらに嫌われるようになりました。

・嫌い人から安くても買いたくない。しかし、店舗からは買いたい矛盾

こうした中、楽天は嫌い(三木谷は嫌い)だけど、スーパーポイントがあったり、ネットショップの担当者が親切であったりと、結局は楽天市場から購入してしまう現実があります。

結果として、嫌いだけど、良く購入するネットショップの一番に楽天店舗がある形です。

この矛盾があるため、不満のはけ口として、ページへの不満となりました

では?どうして、そこまで言えるのか?

02

ヤフーショッピングでは、ページが見にくい・買いにくいというクレームがほぼない現実

楽天店舗に出店している会社は、ほぼヤフーのヤフーショッピングにも出店しています。

もう、勘が良い方なら、おわかりだと思います。

楽天で使っているページ表現の商品画像を、そのままヤフーショッピングでも使っている

という現実があります。

つまり、もし、店舗の画像表現に対してのクレームなら、ヤフーショッピングでも、同じようにクレームの内容がない、つじつまが合わないのです。

・ヤフー店では気にならないのに、楽天では気になるのはどうして?

楽天にしろ、ヤフー店にしろ、場を提供しているだけです。

運営しているのは、ネットショップ側であります。ですから、わざわざ、

・楽天用

・ヤフー用

などと、作り代える事は一切ありません。この結果、ヤフー店でも、

・ページは長い

・ごちゃごちゃしている

・派手な画像(楽天と同じものを使いまわし

・買いずらいページデザイン

となっております。

ですから、ヤフー店では気にならないのに、楽天では気になるのは、どうして?となるわけです。そこが「三木谷が大嫌いマジック」であります。

・サムネを変えても、みなすくならない現実。楽天嫌いは永遠だから

楽天側としては、今回、このような仕様としております。

いわゆるアマゾンと同じようにするタイプです。

結果的に、見やすくはなりますが、だからと言って、嫌いな三木谷を好きになる理由にはなりません。ここがけっこうな本質論であり、今行っている商品画像登録ガイドラインを行っても、以前と変わらず、

「見ずらい」「ごちゃごちゃしている」「買いずらい」などとなるのは自明です。

03

日大アメフト部のような組織体質を変えないといけない件

記憶に新しいのが、日大アメフト部です。

最終的には田中理事長が「いなくならない」と、この問題は全く解決しまあせん。

しかし、コーチや監督がいなくなっても、田中理事長は、いつまでもいます。責任すらとりません。

・三木谷さんに「お前が原因だ!」と言える人は皆無

この問題の本質は、ページが見にくい原因の、ほぼ8割の原因が、三木谷さん本人の資質である点です

しかし、これは主観的な好き・嫌いであるが故に、なかなか、本人に伝えることができないわけであり、まして、楽天社員であれば、なおさらです。

今回の改革は一定の効果は発揮されますが、基本的な部分として、全く効果がないでしょう。

04

契約店舗から嫌われ始めている楽天市場。アフィリエイトの値上げについて

楽天市場へ出店している企業は、多くが

「三木谷さんは愛想が悪いけど、悪い人ではない」

「三木谷さんは、経営的には素晴らしい人であるから尊敬する」

という、声のほうが多いです。

ですから、今回の改善も、不安があるけど、それなりに進めているのです。

しかし、こうした声に甘えて、また、暴挙がスタートしております。それがアフィリエイトの大幅値上げです。

・誰のための楽天市場。三方良しが出来なくなりつつある楽天市場

今回の改革は、

ECビジネスが一般化していく状況下において、メーカーなどの販売主体主導の旧来型マスマーケティングよりも、消費者主導のレコメンドを軸としたOne to Oneマーケティングがより重要となってきます。こうした流れを受けて、楽天市場では、お客様が楽しいお買い物体験を他のお客様に勧めていただけるようにするため、また、商品をレコメンドする方々にとってより魅力的なサービスにするため、既存のアフィリエイトサービスにつきまして、(1)アフィリエイト料率体系、(2)クリックから売上の計測期間及び計測基準、(3)料率の適用基準を改定いたします。このような取り組みにより、これまで以上に外部メディアの活性化を図り、店舗様の売上高伸長に貢献してまいります。

と、大義名分だけは立派なんです。

この部分はいいとして、それを全て出店している企業側負担としている点です。

えげつないのが8%となっており、今までが全商品が1%であるのと比較すると、消費税増税の比ではありません。

アフィエイト分を楽天が負担するのであれば、お店側は大歓迎です。それを、立場の弱い店に全負担とは凄いことです。

・店舗側からも嫌われ始める三木谷経営手法

今回、商品画像登録ガイドラインから始まった楽天改革。

このまま、アフィリエイトも楽天の強硬案が進むと、楽天自体が崩壊する可能性があります。

店舗あっての楽天市場であるからです。

ただし、店舗あっての楽天だと認識しないで、楽天あっての店舗として場合、多くの離反を生む可能性が非常に高いです。

今の時代、いきなり、7%増のコストを吸収できるのは皆無であり、値上げしか対抗できないからです。そうなると、楽天で売り上げを上げていた店舗などは致命的な売り上げ減となります

結果として、改悪になるため、三木谷さんは、早くきづいてほしいものです。

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