霞ヶ関ゴルフ会場
霞ヶ関カンツリー倶楽部とは

埼玉県川越市と狭山市につらなるゴルフ場で、２０２０年の東京オリンピックが開催されますが、その競技会場となったのが「霞ヶ関カンツリー倶楽部」です。関東周辺の多数のゴルフ場の中から選ばれました。

多くの方にとっては、全く無関係な場所でありますので、今回は霞ヶ関カンツリー倶楽部とは、どんな所かをご紹介します。

金持ちのみの会員制ゴルフ場という一般庶民にとって無関係。料金は？
- どうしてこんな所がオリンピックの会場に選ばれたのか？
超名門の伝統と文化の良さを会員に求める
- 第５回ゴルフワールドカップ開催の快挙
その他、基本情報

金持ちのみの会員制ゴルフ場という一般庶民にとって無関係。料金は？

多くの方にとって、全く関係がないのは、会員制ゴルフ場であるからです。

（完全なプレイべートクラブ）

・日本のゴルフ場で、もっとも会員になるのが困難なゴルフ倶楽部。

・会員になるためには、会員の「紹介」のみ。

・入会するには８００万円必要。

・入会後、３年ほど実績を積むと「正会員」の試験があります。

・正会員となると、４００万円必要。

・結果、合計１２００万円が必要となります。

・会員権は一代限りで、相続も譲渡も不可

となります。

年間費やプレー料金につても非公開です。つまり、お金持ち限定ゴルフ場となります。

現在では、推定１２００名が正会員となっております。

どうしてこんな所がオリンピックの会場に選ばれたのか？

調べてみると、日大のアメフト部のような、非常識な雰囲気がありますが、実際、けっこうな頻度での悪口が書かれております。

・霞ヶ関カンツリー倶楽部 – Wikipedia

2013年、日本オリンピック委員会である日本ゴルフ協会の選考の結果、2020年東京オリンピックで、ゴルフ競技の会場になることが決定。

その後、完全なプライベートクラブ（日曜日はメンバーであっても女性がプレーすることは許されない）であることから、公益性の観点、オリンピック憲章に明記されている遺産としての価値を日本国民が享受できるのか、などの議論が起きた。

ゴルファーやゴルフ愛好家の有識者が作る日本ゴルフ改革会議は、同カントリークラブを選定したプロセスの説明が全く不十分である点や、東京からのアクセスの悪さなどを指摘した上で、他の競技会場とも近く、誰もがプレー可能なパブリックコースでの利点を述べた。

これに対し、日本ゴルフ協会の永田圭司専務理事は「第1回日本ゴルフビジネスフォーラム」で、都営施設の場合は東京都の予算で整備や改造が行われる一方、「民間の霞ヶ関CCの場合、負担の可能性ない」という点をあげた。

つまり、結論からいうと

「金の力などでもぎ取ったゴルフ会場」と予想することが出来ます。

ゴルフコースの良さや利便性・交通の良さではなく、別の所で力が働き、オリンピックの会場に選ばれたのが真相でしょう。

（１２００万円の会員費があれば、負担も少なくて済む）

オリンピックの会場に選ばれたら、泊がつきますが、一般の人がプレイするのには、１２００万円が最低限必要なので、今後のゴルフの魅力を増すために必要なゴルフ場としては、なんの意味もない所とも言えます。

単に金持ちの会員が、

「ここでオリンピックのゴルフがしたんだ！」

と、自己満足するだけのゴルフ場として、大会後も運営される内容となります。