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霞ヶ関ゴルフ会場
【実体験】ゴルフ会場である霞ヶ関カンツリー倶楽部の熱中症は問題なし。しかし、実は。。

2018年8月15日。

日本ジュニア選手権競技があり、ギャラリーとして、ゴルフ会場である霞ヶ関カンツリー倶楽部にて朝7時から昼14時まで現地にいて観戦しました。

これは、ほぼオリンピック競技の時間と同じであり、内容としては、オリンピック時と同じです。

また、気温も38度と真夏日の猛暑となっておりました。

 

思った以上に、熱中症にはならなく、思った以上に暑くはなく、思った以上に問題ないレベルでありました。

今回は、リアルにゴルフ会場にて観戦した体験からのレポートとなります

熱中症にならない理由とは

多くのメディアでは、ゴルフ会場では長時間歩くため、会場内で熱中症になる可能性を指摘しております。

多くの方が、この情報が正しいと思うのは当然ですが、実際、思った以上に「ならない理由」がありました。

1:木々の影がギャラリーの歩く道になっている点

フェアウェイ上は、直射日光があたり、本当に暑いと思います。

しかし、実際の観客の多くが、コースを分けるために設けられた大きい木々の下を歩くため、日陰の中で見ている状態になります

もちろん、日陰でない場所も沢山ありますが、逆に、日陰の場所も沢山あります。

結果として、日陰の道を歩くので、思った以上の暑さになりません。

(例として、登山でも林の中を行くようなものとしてみるとわかりやすい)

また、名門コースらしく、コースの木々も、ひとつの演出なので、沢山木々が霞ヶ関カンツリー倶楽部という印象です。

2:風が吹くため、扇風機のような感じ

どのゴルフ場でも同じかもしれませんが、本当に平べったいわけです。

ほぼ遮るものが無いのです

結果として、風が吹けば、まるで、心地よい扇風機のような風が吹きます。

都心の駅前や、住宅密集地とは違い、風自体が冷気の涼しさを与えます。

3:芝生の上は熱がこもらない現実

さらに、これはゴルフ場を歩いて観戦してわかったのですが、アスファルト道路ではないのです。

つまり、地面に熱がこもらないため、体感温度としては30度前後。

他の川越地区のアスファルトが40度以上の異常値であるのにも関わらず、この場所は非常に涼しいです。

ダメな施設と体験談

名門コースであるが故なのか?

それとも、もともとゴルフ場自体が、このような仕様なのか?

オリンピック当日は2万5千人が1日に来場するコース。

そのコースにおいて、驚きの実態とは?

1:西18ホールでトイレが3ケ所3個のみ!

霞ヶ関カンツリー倶楽部に行く人は、あくまでもゴルフをする事が目的であり、トイレに行く事が目的ではありません。

結果として、18ホール内において、驚きの調査結果。

男性しか調査できませんが、

トイレ合計3ケ所

小:3個

大:3個

合計:最大6人

となっていたました。

コース内に限りですが、1日25000人が参加するコースです。

熱中症対策よりも、トイレ場所で長蛇の列になる。

 

当日は500人程度が参加しているわけで、この程度もいい。

また、通常の日常でもいい。

しかし、これはどうするのか?という不安

2:名門コース故に、熱中症対策場所が確保不可能な現実

霞ヶ関カンツリー倶楽部のゴルフコースは、非常に優雅であります。

まるで、高級ディズニーランドのようなテーマパーク感があります

表現が、おかしいかもしれませんが、本当に、そんな感じがします。

 

しかし、だからこそ、例えば、仮設のトイレ場所やゴミ箱、救急センターなどを、あちこちに、設置することが「出来ない」形になっており、うまく配置でいればいいけど、それは名門コースの「傷」になるため、かなり難しい配置と、対策がコース内で対応しなければいけないと思いました。

極端な話、入場制限やコース制限人数なども必要でしょう。

3:倶楽部内施設はご遠慮

もともと、霞ヶ関カンツリー倶楽部の運営は「プレイベートゴルフ場」でありますので、施設内の立ち入りは禁止です。

これ自体は仕方がないのですが、これを簡単に破る事も出来るはずがなく、極端な言い方をすれば、怪我・病人が出て、初めて対策出来るくらいの「敷居の高さ」になっております。

極端な言い方をすれば、死人が出るまで、自己責任で対応しなければいけません。

まとめ

今回、ギャラリーとして観戦し、熱中症にはなりませんでしたが、それは自己管理がしかっりとしており、予防対策も万全で挑みました。

それは、多くの観戦者達も同じであります。

しかし、こうした中でも、オリンピック当日の競技中では、多種多様な人が観戦してきます。

・アホ観戦者を対策する力があるかどうか

帽子もかぶらず、飲料水も持たず、遊び感覚で来るのが、祭りの中身です。

こうした場合、名門である霞ヶ関カンツリー倶楽部のスタッフでは、予想外の動きになり、対処できない可能性があります。

杓子定規に対応するのは、みえみえであり、結果として、人災によって起きる熱中症被害が出る可能性があります。

・非名門対策が、どこまでできるか?

10代・20代のヤンチャの人や、30代・40代の低学歴騒がしい集団や、不健康な高齢者や、暴れたりするお子様など、普段では、絶対に来れない人が霞ヶ関カンツリー倶楽部に来ます

それがオリンピック会場である責任として、どれだけ対処できるかです。

個人的な感想としては、ほぼ破綻するでしょう。

日大のアメフト部の会見対策が良い例で、普段の対策が、そのままオリンピック当日の対応力になるからです

普段から、名門の人達しか対処できないスタッフが、果たして、対応できるのか、はなはだ不安でありました。

 

2018年8月16日

 

 

 

 

 

2020年7月30日 午前7時
小江戸五輪ゴルフ競技まで

 

 

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