7月13日。
富士山登山をしてきました。
あいにくの天候の悪さがありましたが、だらこそわかる天候が悪い時の富士山の状態。
予想した通り、当日のご来光登山は「登山すれば地獄」でした。
経験済の状態でしたので、当時の様相を後で分析したら、予想した通り現場はマイナス7度の状態。完全に雪山登山と変わらない状態であり、下手をすれば遭難状態にも近い過酷さがありました。
御来光館のライブ映像は温度も計測
ぜひ、富士山の登山を吉田口からしたら、帰ってみたもらいたいのが御来光館のライブ映像の保存です。
約24時間保存しておりますので、ギリギリ24時間前の状態がわかります。
・夜間のご来光登山していたら・・・
結果論になるのですが、当日は雨が継続的に降る事は、アメダスのアプリでわかります。
ですが、よくあることで、
「せっかく富士山に来て、ご来光登山をしないと、もったいない」
という感情です。
この誘惑があるため、けっこうハードな環境でも登山します。
しかし、結果からみて、ライブ映像を夜中の2時55分から4時55分まで見ると、ほぼ登山しないで正解だと、後でわかります。
ご来光の太陽など見えなく、完全な霧状態です。
・気温はマイナス7度!の衝撃
それに、雨・風が強いわけですから、当然、過酷です。
高度3000m以上の場所です。予想すればわかります。
帰宅して、御来光館のライブ映像を確認。
もし、7月13日の次の日の14日に登山していたら、、
3時20分4秒。
気温はマイナス7度
と記録されております。
このように、富士山の吉田口ルートには、しっかりと自前に情報を調査・分析できる事が多々あります。
もともと、知っていれば、こうした情報を元に登山計画が出来ます。
・朝から登山していたら・・・
夜間登山のご来光は無理。
次に思うのが、ご来光を山小屋で見て、朝食を食べて山頂へと目指す事です。
これについては、問題ないと思ます。
しかし、これも結果から言えば、天候が晴れなければ全く意味がないのです。
そして、その結果を御来光館のライブ映像から分析できます。
こちらは10時30分から12時35分の映像です。
このように、無理して当日、7月14日の早朝から登山しても、結果として、ガスった状態で登山して下山しているのがわかります。
もう一度、来ればいいだけの問題
どうでしたしょうか。
無理して登山しても何の「恩恵」はありません。逆に嫌な思い出しか生まれません。
これに対する答えは、簡単です。
また、時間を作り富士山登山をするだけです。
ちゃんとした計画を立てて、天気も考慮しながら対応。
天候が悪ければ、再度、登山計画をして再登山。
仮に、無理な場合でも、天候が悪い状態での富士山を「体験」するというポジティブな部分もあります。
自分の経験上、天候については、半分が最高、半分が最低です。
けっして悪い部分ではなく、7月は梅雨の長雨、8月は台風での強風などあります。