7月13日に富士山の吉田口ルートから登山してきました。
その中での問題点などをクローズアップしてみます。今回はよくある「富士山の登山渋滞」です。
結論から先にいえば、
1人通路部分で、どうしても岩場では遅延が発生しやすい
という点であります。
そして、7合目から8合目の初の岩場部分は特にこの傾向が強く、後半の8合目後半の岩場ではばらけて渋滞は発生しない!という点です。
1人用通路の登山道
7月13日の土曜日に令和初の富士山登山に行って来ました。
当日の天気はこんな感じであり、曇り模様。完全にガスっており、前が見ずらい状態。
時折、見える感じであります。雨は小雨であり、全時間降っておりました。
渋滞が起きたのは、予想通り、7合目からの山小屋から。
上の画像を見てもらればわかる通り、1人用の通路幅しかなく、自然と通過する人よりも、登る人が多いため、高速道路の事故渋滞のように、完全にストップします。
本来であれば、右によるなりして、2人用通路として対応しなければいけないのですが、登山者の多くが「富士山登山初」となっており、しかも、多くがフリーの単独登山ではなく、ツアーなどのパーティー登山のため、完全に前へ進む事への流れは無くなります。
これは富士山登山が人気であり、しかも、ツアーの人数が20・30人が1組単位となるため、仕方がないと思います。
それは、まるで休みの高速道路のパーキング渋滞と同じです。
結果として、怪我や事故があると責任問題となるため、前の人が遅いと、自然と全体が遅くなります。
私のように1人登山者の場合は、おりをみて、抜けて通るくらいが関の山であります。
それでも、1人用登山通路は完全に追い抜く事は不可能であります。
結果として、高速道路の事故渋滞のように、自然の登山渋滞が発生します。
渋滞込で吉田口の富士山登山を計画するタイムスケジュール
こちらの画像は当日は、最後の長い岩場です。
下山道から撮影しました。
8合目の東洋館から太子館までの登山道です。
当然のごとく、1人しか通過できない登山道もありますが、このくらいになると、2・3人が十分に通過できる道幅な部分もあります。
しかし、見事に登山者が連なっております。
このように、自然とツアー登山者も関連しております。
このため、富士山登山の吉田口ルートは、渋滞込の登山時間を計画して登山する!
という事が必要不可欠です。
ご来光登山のみ注目される富士山登山渋滞ですが、1日目の山小屋に着く昼間からの登山も、また、必然的に大渋滞すると考えて登山する登山計画が何よりも必要だと認識して対応してみましょう。