記念品の名入れで成功するための11のやること

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記念品の製作工程で、手軽にできる名入れ印刷。

だからといって、気軽にできる=失敗しないという法則はありません。簡単なボールペンの名入れ印刷から、時計の名入れ印刷まで、「できること・できないこと」をしっかりと認識して対応しなければいけません。

今回はプロの名入れ印刷のアドバイスで11の法則についてお伝えします。

目次

01

【法則1】自分ができる人かどうか

インターネットの時代、手軽に情報が手にできる事が大きな誤解を生んでいます。

今までは「専門家」がいて、ビジネスにおいては、その専門分野のノウハウやテクニックの「修行」をした、一部のプロが対応するのがメインでしたが、手軽に情報が手に入る反面、こうした専門家のプロと出会う確率が高くなりました

このため、受けて側が本来はプロに頼むに足りる能力や経験がなければいけないのです。特にビジネス面では、この傾向が強く、記念品の名入れ印刷も例外ではありません

しかし、実際には「未経験者」が多く頼み場合もあり、結果として、うまくできる場合と全くできない場合があります。その点についてお伝えします。

・どうしてボールペンが多いのか?

記念品の名入れ印刷で多いのが、ボールペンの名入れ印刷です。机にあるボールペンで、無地のものは珍しく、何かしらの企業名がなどがあると思います。

このようにボールペンの名入れ印刷は記念品の中では定番中の定番品です。

どうして多いのでしょうか。それは簡単なことで、誰でも仕上がりを想像できるからです

仕上がりがわかると、受け手も依頼する側も、想像で気安くなるため、失敗がなくなります。また明確に指示ができるため、リスクがほぼなく、想定とおりの完成品となります。

結果として、名入れ印刷で誰でもできる初歩のコースとして、ボールペンがあります。また、名入れ印刷のスペースも小さいので、その点もありますが、それは後で説明します。

・提案してほしいわけとは?

名入れ印刷といっても、最終的にはオリジナル記念品制作の流れになります。そのため、多くのお客様は「お任せ」してほしいという本音があります。つまり、あれこれと指示するよりも、丸投げがいいわけです。

・自分で独自に全てオリジナルでしたい人

・面倒なんで丸投げで完成品が納品したい人

の2パターンがいて、傾向としては、名入れ印刷の場合は、オリジナル制作といえども、丸投げのタイプがメインとなります。

・早く納品してもらいた

・手間隙をかけないで手軽にしたい

・低予算だから片手間で対応した

などです。このため、こうした顧客ニーズを的確に感じ取り、対応できるところが重宝されます。ですから、さきほどと矛盾するのですが、

・プロに頼む素人

・プロに頼んでお任せ

というバランスの中で、オリジナルの名入れ印刷はスタートします。

・プレゼントという言葉の意味

記念品をプレゼントとして展開したい方が多いため、あまり予算をかけないで展開するためには、はじめからオーダーメイドで展開するのではなく、印刷をしてワンポイント名入れをして展開するがメインとなります

これが法人であれ、個人であれ、プレゼント用の販促品として流れになります

1個のオリジナル品の印刷はプレゼントとしてメインとなりますが、これは完全な個人通販店での対応であり、当店は法人メインの個数が数百個がメインであるため、当店は該当しません。こういう場合は楽天店舗などでさがしたほうがいいでしょう。この件については後から説明します。

02

【法則2】記念品選び自体が間違っている

大前提として、そもそも記念品を使う必要性がありますか?という点です。

販売する側からすれば、よくある傾向としては、

・前任者が対応していたので

・何か送らないといけないので

という流れがありますが、ここに「贈られる側の感想」とかが無いのが不思議なんですよね。

ですから、そもそも、こうした慣習での選び方では、贈られる側の気持ちとかを、全く考えないで対応しているため、「つまらない記念品」となるケースが多いわけです

こうした流れから、オリジナルの名入れ印刷をしてしまうと、失敗する可能性があります。具体的にどんなケースがあるんかお伝えします。

・卒業記念品とは何?

11月からスタートする人気の卒業記念品。

多くの記念品製作をするとわかりますが、「○○○卒業記念、2016.3.14」と日付と「○○○学校第○○卒業」と書くのが一般的です。

このオリジナルの印刷ですが、果たして「必要なの?」「もらう側の生徒に意見聞いたの?」という点について、製作するPTAが先生の学校側が対応した経緯があるでしょうか。たまに生徒会自らが対応するケースもありますが、実際は毎年しているから、今年も同じ記念品を製作するという流れが一般的ではないでしょうか。

・喜んでもらう記念品とは?

これに比べて、企業の場合は全く違います。喜んでもらうためには、やはり本当に「喜んでもらう必要」があります。このため、しっかりと対策して、どんなイメージで、どんな記念品を差し上げれば、どれだけ喜ぶのか?という点について、しっかりと考えます

記念品の名入れもしっかりとデザインして、名入れ印刷を費用対効果の割合で、しっかりと対策して対応します。

このように、喜んでもらう記念品とは、「人工的に喜ぶように努力する」というのが流れです。

03

【法則3】予算がそもそも違う

記念品の名入れ印刷の場合、そもそも付加価値作りのため、商品だけの購入と比較して、予算は数倍になります。特に単価が低いものに対しては大きく影響します

もともと、印刷行為は誰でもできるわけではなく、「選ばれた大手のみ」がしていた営業活動であり、オリジナルグッズを製作するのは、何かしらの儲けがあるからです。作れば作るほど赤字になることはありません。

このため、ちゃんとした予算設定ができていない場合については、もともとオリジナル名入れは不適切と言えます

今回は、この点についてもお伝えします。

・学校で作るオリジナル品とは

卒業記念品と創立記念品では、そもそも、予算が全く違います。

・卒業記念品=10万円以下

・創立記念品=100万円以下

となりますので、一桁違いますので、やり方・方法が違う点です。

今回は卒業記念品について分析します。

数が多いと名入れ印刷はコスト増にはなりませんが、数が少ないとそもそもできません。数量でいえば300個くらいからが適正のオリジナル1色名入れ印刷となります

このため、ほぼ多くの卒業記念品が、300個以下なので、オリジナルで記念品を製作するのは不適切であるのです。創立記念品なら、300個という数ではないので全く問題ないのです。

このように、予算がそもそも違う場合の記念品製作について、最適であるのかどうかを、じっくりと判断することが大切です。

プロの目から見れば、名入れ印刷などしないで、記念品を渡したほうが何倍も付加価値が高いと判断しています

・ビジネスとしての名入れ印刷

これに比較して、ビジネスの名入れ印刷は、費用対効果があえば、全く問題ありません。極端な話で10個でもいいわけであり、それを特別感を出して「限定品」や「希少性」といって煽ってもいいわけです。

また、ビジネスの場合は、比較検討をして、より良いものを選択すればいいので、無理に製作することがなく、記念品を渡す手段はあくまでも選択の一つでしかありません。

非常に公平は判断で名入れ印刷をします。

・スペースが小さい場合はリスクが少なくなる

記念品の名入れ印刷の場合、ボールペンなどがよく出ることの理由としては、名入れの印刷スペースが非常に小さいのです。このため、結果として、「失敗しない=印刷簡単」という法則があります。

これは結構重要度が高く、リスク管理がしやすくなるので、記念品製作においては、とっても大事な部分だと思います。

04

【法則4】印刷する意味があるのか

そもそも、印刷するのは、オリジナルグッズ製作をメインとしているわけですが、予算やスキルに関係なく、「できるもの」として名入れ印刷を考えている人が多いのもあります。

非常に不思議なのですが、依頼がある半分は全く意味がないのが現象であり、単なる問い合わせで、記念品の名入れ印刷の仕事自体受けられない状況です。

どうして、このような事になるのかを解説します。

・包装・のしでもいいわけ

まず、どうしても名入れ印刷をしたいわけでもなく「なんとなく」依頼が多いのが現状です。ですから、本来なら予算に合わせて対応して相談するのが流れなのですが、こうしたビジネススキルが無い人が多いのが現状です

ですから、本質的に名入れ印刷の依頼など受けられないパターンの場合には、身の丈にあった方法として「包装」「のし印刷」があり、これでオリジナル対応をすればいいのです。

結果として、こういうタイプのお客様は、これでも判断ができない「非顧客」なので、どちらに転んでも駄目なのです。

・小ロットならこちら

これと同じ事として、数個で名入れ印刷を依頼する人も大勢います。もちろん、同じパターンで「ど」がつく「ド素人」となります。結果としては同じように「非顧客」であり、オリジナル記念品製作では、時間の無駄になります。

ただし、最近では自動化の流れで、個数制限を設けていますので、こうした非顧客層を見事にはじくようにしています。

・1色の名入れ印刷になるわけ

個数に関して同じ現象として、印刷の色数の問題もあります。それは単純にフルカラーで印刷した場合、高いのか安いのかの判断ができない非顧客層がいる場合です。

これも同じようにこまった部分であります。基本は1色印刷になるのは、それしか選択できない予算内でありますので、1色になるのは自然な流れです。

記念品製作においては、既製品対応しかできないのは当然の流れであり、1色になるのは予算オーバーにならないためです。結果として、やはりお金縛りが大きな制限になるわけです

05

【法則5】プロ仕様であり個人ではない

当店では、最近はちゃんとターゲットの顧客層をしっかりと設定しているため、少なくなっていますが、当店の記念品製作は企業向けの販促担当者向けです。プロ向けになるわけです。

このためビジネスをメインとして、失敗が許されない形で進み、ちゃんとした対応と、しっかりとした内容で、名入れ印刷を進めます。

ですから、プロ仕様としては、最低限のスキルやノウハウや経験が必要です。

・低価格ではない理由とは

プロ向けなので、頼む側も受ける側も、あまりにも低価格の総額であると赤字になります。人・モノ・金をかけて、オリジナルグッズを製作するのですから、コスト以上の利益を得て対応しないと、サービスの品質が低下します。

このため、個人的な記念品製作では1万円でも高額ですが、プロ向けとなると、数十万円が最低ラインであります。この当たり前の事がわからないとけっこうしんどいです。

ただし、数万円の仕事であっても、雑にすることは結果的にはあまりできないため、しっかりと製作をしますが、受ける側のコスト意識も、しっかりと依頼する側が認識してほしいものであります。

・ロットという個数

記念品ストアーにおいては、過去に申込み単位といのがありました。

これは「この個数ではないと販売しません」という卸の流れからきたものです。このため、個人で1個購入するかたへのけん制となり、「この記念品ストアーは自分のような1個購入するサイトではない」というのがわかり本当に助かります。

専門用語ではロットという言い方であります。

ロット未満の場合は、購入不可なのですが、最近は1個単位でも可能であります。ただしこれは100個以上からの1個単位であります。例えば102個とか163個とかです。

この応用で、最近はロット以下でも販売している場合の商品もあります

こんな形で個数については、なかなか難しいのですが、それはそれで対応できる範囲をしっかりと決めて対応しなければいけません。

06

【法則6】個人なら楽天市場なんだけど

楽天ロゴ

当店では個数が「1個」とか「4個」とかの依頼もたまに来ます。

こうした場合の記念品の名入れ印刷は、当店ではできませんので、できる楽天市場などをご紹介しています。これについてプロからの視点と内容についてお伝えします。

・競争がある楽天市場の魅力

楽天の場合は個人通販店同士での熾烈な価格競争と価値競争があります。このため、非常にハイセンスでありながら、個人販売の1個単位であれば、どの業界よりもよいと思います。また、最近では専門店も多くあり、どのカテゴリー分野でも、個々で素晴らしいと思います。

ただし、あくまでも1個・2個のオリジナル品が優れており、その部分のみとなります。1個販売でもお店側が十分利益が取れるようにしているため、価格相応なのは1個・2個程度です。

ですから、数百単位となると、単に高い買い物であるのは当然の結果です。

・1個からでもできてしまう高いコストとは

個人通販と法人通販の違いは、言葉といえば「大人買い」か「お小遣い買い」かの違いだと思っています。大人と子供の買い方との違いともいえます。

法人向けの記念品は、あくまでも企業のプロ向けの販促担当者向けとなっており、イベントを成功させるために専門のノウハウを元に提案しています。

このため、大きく販売して大きく儲けるが基本スタイルでありますので、1個販売して1個で儲けるとは違います。

しかし、楽天のような専門の個人通販なら、1個・2個であれば、そちらのほうが全体の総額からすれば、非常に安く提案できるようになっています。

・お酒の記念品

この典型が、よくあるお酒のオリジナル印刷と記念品としては流れです。

プロの目から見れば、お酒を売るためにラブルの印刷をほぼ無料に使い形でサービス提案していると言える手法です

これについては素晴らしいアイデアなのですが、このラベル無料サービスを、どういう風に解釈しているのかわかりませんが、当店でも同じように無料で印刷するように指示をする人が1000人に1人います

これはそのお店はお酒が売れないので、どうにかして売るため、お酒の販売で儲ける余地があるため、ラベル程度は1個1オリジナルでも、手書きでかけばいいわけです。コストもかからないわけですよね。

こうした社会常識・ビジネス常識がゼロまたはマイナスな方がいて、そういう方はほぼ楽天脳なんです。ですから、こうした楽天脳の方は、当店では害でしかないのがわかりましたので、楽天で購入してもらいたいわけです。

07

【法則7】名入れという専門用語

普段の使い方としては「名前入れ」がメインとなります。例えば、小学生が自分の荷物に「名前」を入れて忘れものをしない事になります。ですから、一般的に記念品の製作では、名前入れとは言いません。もちろん、個人通販なのでは多いです。

それに比較して「名入れ」とは、業界専門用語であり、「ないれ」と読みます。

この点についてご説明します。

・名入れとは印刷とのことです

名入れは記念品に印刷をすることを指します

通常、名入れとは、工業製品に印刷をして部品として納品する際の作業を指しているのですが、記念品の場合は、会社名やロゴマークを入れて「オリジナル記念品」を製作することを指します。

このため、本来は工業製品のようなクオリティを、そのままプレゼントの記念品として「応用」したのがスタートであり、名入れは本来は、工業製品がメインの言葉です。

記念品に限定してしまうと、最近では販促品・ノベルティ品の販売がメインとなっており、インターネット通販ができるため、本来は出会わない法人と業者が手軽にマッチングするため、こうした専門用語が一般化している状態です

名入れ印刷は基本は1色印刷をメインとしており、個人が依頼するのではなく、法人同士が共に対応するのがメインとなります。

・名入れは本来は数千個・数万個レベルとは

工業製品に印刷をすることが名入れとお伝えしましたが、これが基本であるため、数は本来は数千・数万個が最低レベルであります。

しかし、記念品製作では、数百でも多いくらいで、数千個レベルとなると、今では珍しい部類となります。このため、本来は数千個・数万個の製作依頼というのを知っておくことが必要です

名入れ印刷を成功させるためには、こうした数量のもともとの数が、個人レベルでは全く想像できないレベルであるという認識が必要であり、名入れとは、こうした数量で展開するのがほとんどだと思ったほうがいいでしょう。

ですから、数百で展開できる所で総額が安いと思う部分は、あまり無いのはこのためです。あくまでも利益追求のために商売上、低コストでしていますが、それは数千・数万個が仕事のラインとしてあるからです

08

【法則8】綺麗に出来上がるには一工夫

実際に仕事が発生して、オリジナルの記念品を製作する段階で、よくあることが、「データがだめ」という点があります。せっかくの予算をかけてコスト増になってもいいのに、この部分がだめなため、イマイチになる事が多いです。

今回はこのデータについての大切さについてお伝えします。

・データ自体が命

印刷において何よりも必要不可欠なものが、元になる版のデータです。データは何倍も大きくしても、何分の一に縮小しても、そのベクトルデータは全くかわりません。

ですから、データ製作が名入れ印刷においては、とても重要度が高いと言えます

さて、データとは、画像データではありません。ベクトルデータです。

ベクトルデータとは、例えば、文字を打ち込んで、文字の大きさを何倍に大きくしても汚くなりません。これがベクトルデータです。しかし、画像を大きくすると、画素数の影響で、ボケた状態になります。これがデータの良い・悪いになります。

よって、データがしっかりとしているかで、その「データの組織の力」が図れるわけです。例えば、広告代理店なら、しっかりとしたデータを用意できますが、個人の素人ではデータ自体を揃えることができません

このように、実際にはデータひとつとっても、全く違うクオリティが発生し、それが出来上がりの優劣につながります。

最低限、データ確保は必須なのですが、経験上、ほぼ3分の1はデータ自体が、こちらの最低レベルにさえ、達していません

このように、データがいかに難しく、また大切であるのかわかると思います。

・印刷は本来素人がするものではない

もともと、こうした経緯になってしまう場合、印刷の工程は、印刷屋さんが専門の知識を持って対応するのが一般的な流れになっています。このため、本来なら、印刷のノウハウを取得した「特別な担当者」が名入れ印刷をすべきなのです。

これが経験もない、またはインターネットの登場で、素人レベルの知識で、一気に記念品のオリジナル製作のため印刷をするため、できる事が普通にできないわけです

結果として、印刷を成功されるためには、最低の知識やノウハウが必要になるわけであり、それができない・足りないとなった場合は、相当のクオリティしか追及できなと判断したほうがいいかもしれません。

09

【法則9】満足度が高い記念品製作とは

最終的に記念品の配布は、どんな価格であれ、どんな商品であれ、満足してもられば成功であり、逆にいえば、満足できていないのであれば、それは失敗になります。

名入れ印刷をして、わざわざ費用が高くなって、満足ではなく不満足であるという流れであれば、踏んだりけったりであります。

ですから、どのようなシーンが満足できているのかを知ることは非常に重要になります。

・渡す時にどのように喜ばれるのか

そんなに難しく考える必要ありません。

100人いれば、100人が満足することがは不可能です。現金ではないからです。

ですから、特定ターゲットに「だけ」満足してもらうように、しっかりとマーケティング調査は重要ですし、もっと大切なのは、自分がそのファンであるかどうかです

自分がファンの1人であれば、どんな記念品が一番喜んでもらえるのかわかります。ですから、まずは本物の担当者なら、それほど難しいことはありません。

逆にファンでないのなら、無難な商品を選び、あまり喜ばれない記念品選びになるという覚悟は必要でしょう。これは因果応報ですから仕方がありません。

ともかく、やってみないとわからない部分は沢山あります。

・贈呈品として価値があるの?

渡す側がこんな気持ちでは駄目です。

「こんな商品をもらっても、全く喜ばないであろう」という気持ちです。

これでは、やはり見透かされてしまいます。

逆に、「こんな商品をもらっていいなぁ」という風であれば、それは気持ちとして伝わるわけであり、実際に商品選びでは、このような気持ちが大切です。

贈答品という言葉の意味も、贈り物という言葉の意味も、記念品として違いますが、やっぱり気持ち次第で、大きく価値が変わります。

しっかりとした気持ちを持つことが大切です。

10

【法則10】丸投げという方法とは

ある程度はプロに任せて対応したほうが、素人が手を出して、あれこれ言うよりも、効率的であるし、また、最終的な結果としてコスト減になる場合もあります。

丸投げできる人は、その意味では単なる素人ではなく、プロ意識が強く、このような事になることを予想できる人であるため、逆に優秀かもしれません。

今回はこんな方法論についてご説明します。

・一番失敗しない方法

当店の営業のプロであれば、何度も同じ記念品でオリジナルを製作しているため、何が大事で何が必要ないのかわかります。当たり前ですが、だからこそ、この状況をうまく活用するのが丸投げという感じなのです。

しかし、主導権をどうしても自分にしたい場合は、経験値を高める目的がありますが、多くの1度きりの例えば、卒業記念品製作や周年記念の担当者なら、それほど頑張る必要がありません。ただし、企業の場合は、それなりに責任が伴うので、無責任にはできません。

しかし、ある程度は、どこでもプロレベルがあるわけであり、安心して任せたほうが、素人があれこれ対応するよりも成功する可能性が高いわけです。

失敗しないためには、ある程度は任せることが重要になります。

・うまい丸投げとは

ですから、うまい丸投げの方法としては、常日頃から、丸投げに慣れている担当者である必要があります。このため、会話などから、アドバイスが丸投げタイプでも全く問題ないのか質問するのがいいでしょう。

丸投げしてもらった場合、あれこれと利点と注意点を説明しますので、どんな点が必要不可欠であるのか知る必要がありますが、それもうまく誘導してもらえる人なら全く問題ないと思います。

11

【法則11】できる人・できない人の差とは

仕事をしていると、やはりできる人とできない人の差は極端にわかれる。もちろん、ビジネスの経験があると人と、インターネットだから、多くに人が集まるので、どうしても優劣がありますが、それでも差が大きく出てしまうのが見えてしまう。

今回はそうした中での差について書きます。

・経験や失敗こそが最大の魅力

本来、失敗など1度もしたくないのですが、難しい仕事であればあるほど、失敗の可能性が高まります。ですから、そのリスクを回避するのが、仕事をすればするほど大きくなり有利になるわけです。

オリジナル制作の場合には、こうして幾度も経験しながら「軽い失敗」をして成長することが必要なのです。

できる人はこうした過程をよく知っているので、失敗を怖がる事よりも、ある意味では楽しむことになっています。こうした人と組むと本当に楽でいいです。

・できない人はある意味では根性がない

どんな仕事でも我慢がある程度必要です。ですから、我慢すべき所は我慢して、対処すべきですが、これがすぐにあきらめてしまう場合がよく見かけます。

どうしても制作した場合などは、何事も妥協が必要であり、そのためのノウハウもあります。それがビジネスの経験値になるわけですが、できない人の特徴は、ともかく一番最初の我慢がダメです。

ですから、仕事に全く結びつかないわけであり、本人はどこでもダメであると言える。逆にどうしても使いたい場合、どんなに断ってもやり遂げる場合があります

これは当店としては、最後まで付き合うしかなく、データがダメで印刷ができないとか、名入れスペースが無くてダメだと言っても、最後まで制作するまで対応します。

こうして、オリジナルの印刷ができる人は、何をしてもできるのです。

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