2018年2月18日の日曜日。
幕張メッセの1から8ホールにて、海洋堂が主催するフィギュアのイベントに参加してきました。非常にユニークな展示会であり、オタク文化の象徴のようなマニアックな展示会です。
それであながら、1から8ホール全館で対応し、5万人近くが来場しますので、それなりに大きなイベントになっております。
そんなオタクの展示会である「ワンダーフェスティバル」通常「ワンフェス」。
この「ワンフェス」というキーワードで、上位表示を目指すように対応しました。
最初は遊び半分でありましたが、今では、時間とコストをかけ、対応しております。
目次
体験型情報発信がコンテンツSEOの肝
まず、こちらの左側の方は、ツイッターでフォローになっている「@naoki」さんであります。嬉しくて掲載しました。
ワンフェスのイベントは、フィギュアだけではなく、コスプレイヤー参加のイベントとしても有名です。ですから、会場外では沢山のコスプレをしております。
そんな中、唯一、わたしが個人的に興味が引かれる方が、この男性のコスプレイヤーであり、必ずチェックするほど見ております。それほどユニークで魅力的であります。
フィギュアイベント自体も、コスプレイベントも、それなりに興味があり、また、面白いと思うわけであり、その結果、来場者として見て楽しいわけです。
このように、コンテンツとしての自分なりの「優位性」があり、無意識ベースで、良いコンテンツを見極め、しかも、フィギュアやコスプレイヤーを撮影して情報発信できるのであれば、無理して対応しなくても、良い結果につながると判断しました。
これがワンフェスを選んだ最大の理由となります。
・2015年からスタート。年2回のイベント
ワンフェスは2月と7月の2回。冬と夏という形でイベントを開催しております。
この年間2回が非常に良いコンテンツの増加に役に立ちます。
年間1回だと、どう増やしても年数分がコンテンツの増加分となるからです。
それが年間2回、冬と夏があることで、自然とコンテンツが増加させていくことが可能となります。これは、非常に重要なことであり、継続は力なりであります。
最初の1年は頑張るけど、2年目から全く更新しないというのが良くあることだからです。
このような危険があるため、年間2回のイベントは非常によく、2015年からみると、現在は5度目のイベント参加となるわけです。
5回分のコンテンツ量となっているので、どんなに駄目であっても、数こそ力という力技が使えるわけです。
コンテンツSEOは大規模建築と同じ。基礎工事が我慢
まず、現状として、ワンフェスと検索すると、40位以内に来ました。
まだまだですが、2キーワードであれば、上位となっております。
・ワンフェス2018冬。おすすめフィギュア撮影まとめ – NAVER まとめ
キーワード「ワンフェス フィギュア」で2位
・ワンフェス(ワンダーフェスティバル)2018冬コスプレまとめ – NAVER まとめ
キーワード「ワンフェス コスプレ」で3位
1キーワードでは無理であっても、自然検索の結果で、2018年でこれだけの位置になるのは、自画自賛で立派であります。
ここまで来れば、あとは下がらないように対応すればOKです。
コツコツと年間2回ほど、これからも更新し、結果の「成果」を得るようにすればいいのです。
・2月と8月にやってくるアクセス数は、まるで「SEO工事」
コンテンツSEOの悩みは、コンテンツを製作しても、有名企業でない限り、誰も見ない現状です。更にいえば、有名人でもない限り、誰も見ません。
つまり、コンテンツSEOの最大の難点は、コンテンツSEOになる前に「崩壊」することであります。この点が非常に難しいわけです。
こうした事から、実はコツコツとコンテンツを追加させ、なおかつ、継続させていかないと簡単にSEOという建物が崩壊するわけです。10階建てのビルを構築するのに、1階・2階だけでは意味がないように、建築計画が重要になります。
そんなわけで、ワンフェスについては、年間2回のイベントで、コツコツアクセス数を集めるため「我慢工事」をひたすらしました。
アクセス表をみればわかりますが、2月と7月の時期の開催月にアクセスが集中し、それ以外の月間は、地を這うようなアクセス数であります。
最初はコスプレ情報の反応が良かったので対応し、その流れで、フィギュアのキーワードも追加しました。
見事に、同じ凸凹曲線であります。
全く同じアクセス数であります。
この年間2回の波を受け、まるでサーフィンのようにアクセス数を稼ぎ出す。
その結果として、検索上位につながるわけです。
<秘策>素人が玄人に勝つためには、「援軍を使う」
実はわたしは単なる素人です。
ワンフェスの関係者でもなければ、有名な造型師でもなく、有名なコスプレイヤーでもありません。結果、全く戦闘力がありません。
こうした状態は、まさに四面楚歌でありますが、もともと個人や零細企業は、全く戦闘力がないとのが普通でありますので、そんなに特別な事でありません。駄目元でスタートしました。
しかし、勝利するためには、何か秘策がないと勝てません。
そこで、優秀なSEO担当者のやり方をみた結果、コンテンツSEOでは、自分の意見もさることながら、他社の意見や感想をまとめて対応する方がいて、成功を収めておりました。
・みうさん(@creditcardmiu)さん という方でした。
これには目から鱗であり、自分で取材しなくても、目利きさええれば、いいのだという判断と行動でした。結果、この方法でこの3年間は対応しました。
・ネイバーまとめを使用。内容は他者のツイート99%を利用
さっそく、自分の独自ドメインサイトで展開しても、ドメイン価値が低いため、ネイバーのまとめ記事を使いました。
welq問題などで、その時期は非常に評判が悪くなっていたのですが、使い勝手が良く、もちろん無料なので使いました。
そして、重要な事は、自分はコンテンツはあっという間にネタ切れが起きるのですが、他者のツイートを活用することで、ほぼ無限大のコンテンツ供給が可能となりました。
これには非常に驚きであり、目利きと個性さえ、しっかりとしていれば、あとはコンテンツの価値は常に右肩上がりとなります。まさに、100万の援軍を得たような衝撃でした。
・ツイッターのつぶやきを集める。それだけ
まとめ記事自体は、それほど珍しくはなく、有名な痛いニュースなども、2ちゃんねるの「つぶやき」をまとめているだけであります。ですから、コンテンツを集めて編集し、雑誌のように仕上げる行為自体は、昔からあるわけです。
しかし、単に集めるだけではネタがつきます。
そこで、行ったののが、年間を通じて数年間集め続ける行為という、全く異次元ラインを構築しまいた。1回1度では戦闘力がなくても、1回1度を何回か繰り返せば、相当なコンテンツ量になると判断しました。
戦闘力が仮に「10」でも、5回繰り返せば、「10+10+10+10+10=50点」となると判断したわけです。
コンテンツSEOは、物真似からオリジナルへ
ワンフェスは面白いので、今回で5回目ですが、あと20回位は参加したいですね。そうなると10年後も参加しているイベントになるわけです。
最初は右も左も分からない状態でしたが、今では慣れて、いつ・どのように・どんな風にコンテンツを追加させれば、見てくれるのかがわかります。
5回も体験してれば、わかるからです。その結果、開催の30日前から「仕込み」を入れて対応しました。
結果は見事に「アクセス爆発」してくれます。
この連続効果が、検索順位の「底上げ評価」となり、徐々に検索順位ランキングを上げていくわけです。強くなるべくして強くなる方法です。
・バズった経験は3年間ゼロ
けっこう偉そうに書いていますが、この3年間で実は1度も口コミがありません。
SNSの活用成果は、3年間して、いいねが「12個」と「21個」です。
これが、どれほど少ないか、SNSビジネスをしている人ならわかります。
つまり、3年間継続して1度もバズがありません。
ですが、だからこそ、こんな現象はどの個人や零細企業にも当てはまるからです。
・真似できないように、オリジナルコンテンツ投入へ
実は、検索上位であっても、中身はボロボロなんです。
だからといって、落ち込む必要はありません。また、止める必要もありません。
次にやるべき事は、誰でも出来る程度の内容を、自分でしか出来ないレベルまでに持っていく事です。これはとっても大切です。
ワンフェスでいえば、他者がコスプレで「おっぱい系」をメインに撮影しているわかれば、いっさいおっぱい系は撮影しません。男性コスプレイヤーのみ対象とします。
フィギュアが企業ブースの有名アニメキャラクターの情報で溢れているのであれば、個人の原型師のフィギュアを積極的に対象とします。
このように、手間隙がかかるようにして、オリジナルコンテンツを追加していきます。
結果、他者が真似しようとしても、真似できるほどの「オリジナルの厚み」が出てくるわけです。
ワンフェスからみたコンテンツSEOのリアルまとめ
いかがでしょうか。
実践型コンテンツSEOの手法。
リアルタイム感があって、また、多くの個人や零細企業レベルで、役に立つと思います。
多くのコンテンツSEOの手法は、大手用になっており、リアルで使えない事が多々あり、手法としても立派でも、実践としては役に立たないものが多いです。
しかし、今回は3年間の「塵も積もれば検索上位になる」の実践編として非常に良い事例だと思います。(自画自賛)
・このページがバズる事なはない現実。だからこそ継続すること
まとめの最後になりますが、このページがSNSで広まる事はありません。
それが現実なんです。
だこらこそ、多くの参加者は、コンテンツが追加できません。
しかし、今回のように1回で成功しなくても、数回にわけて成功させるような「地味なコンテンツ作り」を、少しでも、多くの個人や零細企業がしている現実を知ってもらいです。
・趣味で培ったノウハウをビジネスで活用
上司から、突然、「これからはオウンドメディアだ」と言われ、給与分しか「愛着」がない仕事の内容を追加していくのは、見る側からすれば、すぐにバレます。
しかし、だからこそ、個人でも零細企業でも、良くも悪くも「プチメディア」を持ち・運用するノウハウが必要になります。
最初から嫌な仕事からスタートすると、ほぼ長続きしませんし、また、効果はゼロです。
しかし、自分の好きな趣味なら、数年間かけてコンテンツを増やして成果を上げれば、あとは自分の嫌いな仕事のコンテンツに応用すればいいだけです。
ぜひ、仕事が大嫌いな人は、参考にしてください。