映画「パラサイト」を見てきました。
点数としては65点です。
結論からいえば、わざわざ映画館で見るほどではありません。
良作でありますが、大画面で見なければいけないほどでもなく、また、後でのレンタルビデオでも十分であります。ですから、どうしても見たいかたはおすすめします。
やっぱり、オスカーをとった事がありますが、第2週目となると会場がガラガラでありました。
けっこう、こうした視点はシビアであります。
今回、とっても良かったのが、日本でいえば、黒沢監督と三船敏郎というコンビみたいな感じで、監督の映画であり、主演俳優の映画でありました。
内容は見ればわかりますが、本当に「凝った」部分があり、物語=脚本は悪くはありません。
この内容程度であれば、「カメラを止めるな」の同等レベルの質になります。
その点では、日本にも数少ない名作と言える場合もあり、駄目ではありません。
ともかく、主演俳優(息子も含む演技)は非常によく、ハリウッド映画に飽きた方にはおすすめな映画。
ちょっと長いですが、それでも我慢してなら見れます。
今回の映画は、ホラー映画と勘違いする方もいますが、これはどちらかといえば、ジョーカーと類似した貧困層をピックアップした映画でありました。
その点が、多くの共感を得ており、笑えるのが、富裕層であるトランプアメリカ大統領がケチをつけている点などは、やはり、貧困層映画としての魅力があるのでしょう。
2020年2月22日