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映画「1917」を見て感想。評価は70点


 

ワンカット撮影の映画として興味津々。

1917」という映画を見てきました。

 

久々に、ワンカット撮影という映像の良さと凄さを見た感じです。

確かに、その良さを最初のシーンから「みせつける」ことがあり、全体の内容は、単なる戦争映画ですから、特に何かすごいという脚本ではなく、あくまでも映像美としての立ち位置だと思います。

 

 

300という映画を見て以来の映像美

300という映画ありました。

ペルシア戦争を題材にしたもので、古代の戦いを肉弾戦で戦う「戦士」の様子を、まるで絵巻物のような凄さでした。

これに匹敵する映像美であり、そして、このワンカット撮影の凄さだと思います。

 

ともかく、これでもかという塹壕の中をうまくワンカット撮影で動く内容となっており、その臨場感がすごいです。

本来マニアックであれば、そのシーンひとつ・ひとつが醍醐味があると思いますが、本当にその点では脚本はうまいです。

 

 

 

わざとらしくない現実の死

映画なので、主人公が死んだら映画は終わりですが、その他の人の死のシールは映画の中ではよかったですね。

ただし、主人公のスーパーマンぶりは、ちょっと大げさでありますから、この点がどうしても低い評価になっております。

仕方がないとはいえ、どうしてもこの部分がマイナス部分になりました。

 

それでも、最近のアクション映画にはない現実の「死」があり、その場にいるような迫力というよりも、怖さがあり、その点は実に素晴らしい内容でありました。

2020年2月25日