10年前までは、小口をメインとした数量でも30個・50個でも対応しておりました。
そんな中にも、学年全体で数百個があるので、全体を合計して数千個の商品を提案しておりました。
しかし、2018年にもなると、ほぼ予想通り、合計が数百個レベルとなり、企業が大変なコストをかけて提案する卒業記念品は、もうビジネスモデルとして崩壊していると思います。当店のような零細店舗なら、まだ生き残るノウハウはコスト削減として対応しておりますが、従業員が5人以上いるような中堅企業や自社ビルなどを持っている会社などは、利益よりもコストのほうが上回る状態でしょう。
こうした状態で、卒業記念品事業を継続していては破綻するわけであります。
卒業記念品事業は「卒業」します
これが記念品ストアーの基本的な販売事業の方向性です。
記念品事業としては、どうしても卒業記念品販売は「外せない」ので、仕方がなく継続しておりますが、2019・2020年と継続していても、あくまでもそれは調査対象であり、力を入れて事業を伸ばす事はありません。
利益の範囲内でのご提案事業として継続し、販売数などは制限して対応します。
具体的には100個以上ではないと名入れ印刷をしないなどの個数制限を設ける事で、それ以下は注文対象としない仕組みです。
すでに卒業記念品は、楽天などの「個人通販部門」となっていると判断しております。
こちらのページは、あくまでも学校単位での大口のみを対象としたものとして対応していきたいと思います。
2018年11月17日