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HTTPSのサイトにリニューアルになりにくい理由


グーグルがサイトの評価として、暗号化のための対応としてHTTPS化を推し進めています。当店も10月下旬に対応したのですが、その時のトラブルなどで、どうして日本において、HTTPS化が進まないのか理由について書きます。

日本のウェブはHTTPSが嫌い? HTTPS率は他国の5~6割の謎

記事内にもありますが、日本では進んでいないのです。その理由を運営側視点で書きます。

 

 

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労多く功少ないHTTPS化

 


 

先に結論をいえば、当店のようなECサイトを運営する側からすれば、労多く功少ないからです。

専門家なら、楽しく対応しますが、全くの素人である店長からすれば、リスクが大きい変化にしか見えないし、実際に展開するとこんな不具合がありました。

・できた・できないの判断するわからない

・できたけど、ウェブマスターツールでみると、インデックスがゼロになった

・その結果、検索結果から一時消えた!

・その責任問題で大事になった

などです。

初めてなので、何がどんな問題として浮上するのかは、対応した後でわかるため、全くの素人からすれば、対応しないほうがリスクがないという件です。

特にECサイトの場合、1社1サイト運営が多いため、テストなどができないため、1%の失敗でも対応できないのです。当店の場合は複数サイトがあり、テストする理由があり、失敗もひとうの成功のノウハウとして手に入れることができるからです。

 

実際に失敗した事例として、一番最悪で修復不可能なのが、

インデックス=検索結果からのなくなること

であります。これには驚きました。

httpとhttpsは別ドメインとして認識されて、今までのhttpのアドレスにあったページ全てが消えてなくなりました

最初は「はぁ!」と思ったのですが、後の祭りです。

もう!血の気が引くとはこのことです。

 

結果からして、数日・数週間はこの「移行作業」があるため、仕方がないことなんですが、当店の場合は2週間で70%ほど回復しましたが、こんな情報はどこを探してもないです。つまり、世の中に出回っているHTTPS化の話は、本当に一部のITエリート層の話であり、全く使い物にならないわけです。

 

こうしたHTTPS化の失敗報告は、ホームページ製作会社や、SEO会社などは一切公開しません。なぜなら、仕事が減るからでしょう。こうしたITエリート層の情報の無さや嘘が、不信感の塊になっています。

当店も多くのネットサービスを使っていますが、よくある言葉として

・そんなの簡単にできますよ

・誰でも展開できますよ

・お金さえ頂ければ対応可能です

となりますが、この多くの中身は単なる空っぽの「営業トーク」であり、実際にECサイトを運営して、改善しながらHTTPS化をしているわけではないでしょう。

 

今回、この件について、株式会社サイバーエージェントの木村賢さんに聞く機会があり、よくある質問として、

SEOとしてはどんな効果があるのですか

と伺いましたら

約1%の向上が期待できます

とのことです。この1%の向上について、ここまでのリスクを取って対応できるかどうかです。

 

ECサイトの運営者からすれば、現在あるSEO効果の検索で、もし、低下する可能性が高いノウハウとしてHTTPS化したら、下がるのであれば、対応をしないと判断するでしょう。

こうした点から対応しないのが現状となっています。

2016年11月13日