当店はコストをかけることは出来ませんので、サービス内容も無償で出来る部分と、全く出来ない部分があります。
時間があればいいのですが、時間コストは限定なので、どうしても差が出てきます。この点について書きます。
仕事の依頼の範囲内なら対応可能
今回の事例は書体の提案です。本来なら有料の範囲内ですが、あれこれと質問している時間のほうがコストになりますので、こちらから提案したほうが何倍も効率的であるため、結果、仕事の範囲内なら無償提供という形になります。
提案したほうが楽なパターン
「これはどうでしょうか」「これはこんなほうがいいよ」
という形のほうが、結果的に早い仕事をする流れになる場合があります。
「こうしてください=このほうがもっとよい」
という提案力があれば、プロですから、基本的にお客様はこちらの誘導に従うのが多い。
ですから、提案したほうが前に進みやすい場合がある。
選択させたほうが決まりやすい心理
オリジナルの記念品製作だから、ある程度は慎重になります。
こちらがごり押ししてもいいのですが、それだと後から心変わりした場合に面倒ですので、結果としては、ある程度はこちらから提案しながら、お客様に選択させたほうがよい場合もあります。
例えば、こちらの名入れ印刷の書体などは、こちらで3パターン適当にイメージさせて、この中から選んでもらう。
1個に限定すると大変そうですが、お客様も、面倒だから、ある程度簡単に決定してもらう。
選んだほうがオリジナルになる仕組み
こうした提案は、意外にもオリジナル度を上げていきます。
つまり、提案したから、提案した場合は、こちらが主導権を取りますので、結果として、次回のリピーターになりやすい環境があります。
ちょっとした工夫なのですが、その少しの違いが、そのまま差になることは多いのです。
2015年7月9日