とうとう、これで決着がついたウェルク問題。
あとは第三者委員会で対応して、健全化すればいいのですが、肝心の知りたい部分が、まだゼロベースであるのが残念です。
その知りたい部分とは、やはりSEO対策である。
今回、1週間程度、色々な情報にアクセスして、自分なりに調査した。
その結果、どんな対策が一番小手先として良いのか書いてみる。
SEO対策案は、あまりにもやり過ぎるとスパム判定になります。
このため、指し加減が重要になりますが、今回、分かったのが、継続的に追記する仕組みを、しっかりと持つことです。更にいえば、追記するためには、普段からの継続性であり、この部分が非常に大変であると認識しました。
つまり、追記自体は、誰でもわかり対応が可能なのですが、それを継続していくプロセスは、やはり高い壁であり、質の低いリライト対応やコピペでは、全く意味がなく、工程としての「追記」が重要度が高いと確認しました。
このため、追記しているページとSEOの相関関係を見ると、やはり、ある一定の法則がSEO効果が高いとわかります。
それが「追記=文字数の増加」というトレンドであります。
今回、ウェルクの記事が数千文字ある長文が有効性が高いと分析されましたが、単に長文では意味がなく、
・追記で1000文字
・それを数回にわけて、合計で対応
・仕組みとして対策する
という点が、非常に斬新でもあり、怖いものでもあり、この工程作業ができるEC担当者は、なかなかいないでしょう。
だからこそ、できる人はSEO効果が期待できるし、なおかつ、出来ない中で1歩上を行くことになります。
今回、貴重な体験として、普段はECサイトの調査・対応をメインとしているのですが、今回はアフリエイター様のノウハウがわかったのが、非常に大きな獲得でした。これは当店のような零細店舗にも非常に似ており、そのノウハウ自体がすぐにサイトのページでも活用できるのが理由です。
その最大の違いは、この大きな画像です。
今までは、こうした画像は全く使うことが無い。それが、今回のウェルク事件によって、滞在時間の増加、離脱率の低下などに役に立つという点であります。
さらにいえば、Hタグの下に入れるなどの、細かい小手先ノウハウがあり、それを小さい効果ですが実践すべきであります。
これができるか・できないのかで、大きく分かれるからです。
多くのアフリエイターは、こうしたノウハウが充実しており、上手にまとめ記事を展開しているわけです。
このようなノウハウは、1度手に入れて訓練すると、あとは全く同じなので、手軽にできる部分であります。
今回、情報の整理についても、非常にみがくことが可能となりました。
追記という手段をすることで、何度もページ内のテキスト文章を読むことで、その情報の正しさ・見易さなどの「感性」がわかります。
これがとっても大事であり、ちょっとした違いが、すぐに大きな違いになると思いました。特に読まれている部分については、「どう読まれるのか?」という編集者視点が生まれました。
これは今までに無いノウハウであります。結果として、非常にプラスの部分が沢山あり、ECサイト内で、ノウハウを磨いていきたいと思います。
2016年12月7日