昨日、B級映画のトップを走るエイリアンの最新作である「コブェナント」をみてきました。
ネタバレの感想もありますし、評価も残念な結果になっておりますので、どうしても見たい方などは飛ばしてください。
今回は残忍なシーンは、どちらかと言えば、1人の独裁者がエイリアンを「創りあげるため」人体実験をしているわけです。それが前作から続く、アンドロイドの人が、人間の感情を抱き、自らが神としての価値を上げるためです。
こうしたシーンは、歴史の中にナチスが同じ内容でしているものでありますので、エイリアンの嫌悪感よりも、人体実験=エイリアン創造主としての見せ方・伝え方のほうが、とっても嫌な感じなんです。
ですから、エイリアンの残忍さよりも、アンドロイドの「機械的な残忍さ」のほうが、何倍も重要度が高いものになっております。
こうした見方がメインとなりますから、エイリアンでのドンパチがあるかと思うような、ド派手なシーンがみたい方や、近未来的な宇宙の壮大さを見たい方などにとっては、凄く興味が高くある感じではないのです。
今回の脚本での船員のレベルの低さに愕然としました。
疑いたくなるようなレベルの低さがあり、「これはないであろう!」と思う点が多々あります。
特に「感染の常識度が低すぎて、架空の物語いなっている」という点は駄目すぎます。
簡単にいえば、人間は非常にもろい生命であるから、宇宙では隔離しないといけないわけです。
それがあまりにも「雑」すぎて、映画を見ている間に、ストレスがたまり、感想などが愚痴になるわけです。
ちょっと前にあったインターステラーなどの高度な宇宙物語ではなく、雑でレベルが低い内容ばかりであり、全く見る価値がないと判断します。
2017年9月16日