3月13日は、サンドイッチ(サンドウィッチ)の日です。
理由は、なんと3の間に1が挟まれているからです。イメージとしてはこんなもの。
完全なダジャレですが、サブウェイが展開してるようであり、サンドウィッチをメインとしたファーストフードでは重要でしょう。
今日のマイクロコピーの訓練は、サンドイッチのキーワードで対応してみます。
キーワード「サンドイッチ」を分析
まず、サンドイッチで検索してみると、1ページ内にECサイトはありません。
クックパッドを代表としたレシピがメインの情報構成となっており、サンドイッチで上位にさせるためには、レシピコンテンツが最重要であると分析出来ます。この点は、後から分析するコンビニのページにも言及します。
こうした事から、インターネットの中では「何が大事か!」という点は変化しております。
サンドイッチのサイトは、ほぼ販売サイトは駆逐されており、なおかつ、中小零細店舗はゼロという感じです。
ですから、町の美味しいパン屋さんが、独自で検索上位表示させるのは、ほぼ不可能なキーワードと言えます。
興味があったコンビニのページ
こうした中、大手のコンビニのページがありました。
・検索10位 サンドイッチ|商品情報|ファミリーマート
・検索19位 サンドイッチ・ロールパン – セブン-イレブン~近くて便利~
両方とも超大手であり、ドメインパワーで上位表示されている程度のページです。
ですが、マイクロコピーの「教材」として非常にやりがいがあるケーススタディーであります。
また、どうしてファミリーマートの方が上位で、セブンイレブンは下なのかは判断も面白いです。
さあ!分析してみましょう。
分析・調査1 価格の文字が「赤」ではない件
マイクロコピーの大前提であるボタン周りの部分。セブンにしてもファミマにしても、単価が文字「黒」になっております。非常にわかりずらいですよね。
基本として、販売していないのでいいですが、直感的にわかりません。
また、こんな形で「100円(税込み108円)」となっていますが、これも駄目です。108円税込みのひとつでいいです。
<わかった!マイクロコピー改善>
なんでも・かんでも入れるのは駄目。わかりやすくするためには、しっかりと取捨選択すること。なるべく、情報はシンプルに出来るようにすること
分析・調査2 詳細はこちらがわからない件
もっと知りたい場合、クリックして見るのですが、完全カタログページのままです。
本来なら、マウスオーバーで「もっと美味しさを知りたい」という形で誘導すれば、クリック率は凄く上昇します。
これがマイクロコピーの良さであり、凄さです。
また、当然の如く、クリックした先には、しっかりと、その美味しさの元になる情報や口コミなども情報も必要でしょう。
クリックした先がこちら。セブンイレブンです。
口コミ情報もなければ、詳細画像もない。単なる糞ページでしかありません。
こんなページなら無いほうがマシでしょう。
<わかった!マイクロコピー改善>
大手のサイトは駄目ページのオンパレード。単なる商品ページでは、今の時代生き残れない。無いほうがまし。
このため、中小零細店舗でも、同じ過ちを犯さないように、しっかりと「作り込む」ことが重要だとわかる。
調査・分析3 どうして不味そうに見えるのか!わかった件
セブンにしてもファミマにしても、非常に不味そうに見えます。
両方とも「白抜き」で画像を加工していますが、他のサイトを見ると、ハッキリと違いがわかります。
キーワードは食卓です。
こちらは味の素のページで、検索順位は「3位」となっております。
調味料のページが3位なのは、物販をしているセブンやファミマにしてみれば驚きです。
さて、見れば一目瞭然ですが、食卓の風景をイメージして商品撮影しています。
当たり前の撮影なのですが、コンビニのアホページが未だに、カタログの延長上にあるのがわかります。
<わかった!マイクロコピー改善>
商品のイメージを訴求する場合、しっかりと「シーン」を活用して対応する撮影なり加工が必要。
2018年3月13日