3月15日の記念日は、なんと「オリーブの日」でした。
その理由が、昭和天皇が小豆島へ来た際、オリーブの種を撒かれたことで、記念日を制定したようです。
さすが昭和天皇陛下であります。
さて、こうした中、キーワード「オリーブ」で検索すると、2つほど店舗が出てきました。
・日本オリーブ株式会社の「牛窓オリーブ園」
こちらは岡山県にある会社で、おもにオリーブの化粧品を販売している大メーカーであります。
検索は2位という素晴らしさ。
そして、
こちらは、なんと小豆島で親子三代続く、まさに記念日ドンピチャリの会社であります。
検索結果は10位又は11位です。
ですから、今回は井上誠耕園にスポットを当てて分析してみます。
調査・分析1 色の使い方などについて
まず、最初のクリックしたページがこちら。
エキストラヴァージンオイルの説明ページであります。
最近のグーグルは、直接の販売ページではなく、こうした「辞書的な価値の高いページを評価」している傾向があります。
その点では、
「エキストラヴァージンオイルとは何? → 果実からの植物油ですよ」
「どんな人が栽培しているの? → 私達です(親子三代の集合写真)」
「栄養価は? → 悪玉コレステロールを減らしますよ」
などあり、その他、レシピや期間限定品販売など、素晴らしいページであります。
こんな素晴らしいページですが、すぐに、マイクロコピー改善ができます。
「カートに入れる」のボタンはオレンジなんです。
ですから、「ご注文はこちらから」のボタンは「黒ではなくオレンジ」に統一しないと、最終的に注文を進める上で迷うからです。
そして、注文欄へ
見ればわかりますが、今度は「ボタン赤」になっております。
つまり、「ボタン黒」→「ボタンオレンジ」→「ボタン赤」と3ページ全て違う色です。
これが、マイクロコピー改善の「初級」なのですから、全くできていないのがわかります。
<わかった!マイクロコピー改善!>
ボタン色の統一など、色の使い方を、しっかりと意識して対応しよう。
<学んだ点>
よい点として、「季節限定」「今が旬」「大人気」「売れています」「数量限定」など、ボタン周りのコピーが素晴らしい。これは真似るべき。
この商品の特徴よりも、どのようにお得なのかが一発でわかりますからね。
オリーブの日限定ランディグページを調査・分析
特設ページがありました。
分析してみましょう。
まず、素晴らしいページです。私が分析できるほどのスキルがありません。
「もう!合格だよね」
というレベルなので、とっても難しい。
そこで「秘技 舌打ちの法則」で分析します。
1:累計本数などおすすめ品がない
もちろん、緑果オリーブオイルがあるのですが、始めて来た人には、どれが一番いいのかわからない。
本来なら、この商品だけ買え!が一番いい。
それほどのおすすめ品を1種類大特価で対応する。
「3月15日に2017年には何千個売れた!」
「累計1万個販売実績あり」
となれば、
コレ買うわ!
となるわけです。
2:3150円コースを設ける事
こうした記念日は、もっと話題を作ることが大切です。
せっかく3月15日というゴロあわせがあるなら、3150円コーナーを作るのが一番良い。
まさに、マイクロコピーの真髄です。
例えば、10800円のコースが3150円で購入できる
というのがあれば嬉しいですよね。
このようなイベントでは、こうした「イベント風」が一番大切です。
3:ターゲット設定が同じページ内に
よくある間違いです。
オリーブ化粧品は「ターゲットが女性」なんですが、女性ユーザーにはokですが、もし、男性ユーザーが見れば意味がありません。
男性ユーザーの場合、ほぼ「健康志向」で見るでしょう。(私はそのように感じてみています)
つまり、ターゲット設定で、混在しているページになっています。
ですから、
・健康が気になる方はこちら
・もっと美しくなりたい女性の方はこちら
など、悩みに応じてページ作りをランディングページでしないといけないと思った。
あれもこれもあるのは、逆に購買意欲は無くす結果になる。
以上45分分析でした。
2018年3月15日