世の中には、色々な映画があって良いのですが、これは駄目でした。
映画スタートから50分後に「退出」しました。
時間の無駄だし、これから「もっとよくなる」というのが期待値ゼロでした。
映画スタートですが、スポンサーのロゴマークが出てくるのがあるのですが、その数が異様。
いつ映画がスタートするのかと思うくらい、わけわからないロゴマークが沢山出てきました。
「ああ!単純に金余りのスポンサーが沢山ついたんだな」
というのがありありで、本当に不安になりました。
もともと、中国資本の映画は「質が低い」のが定評でありましたので、嫌な予感があったのですが、それが的中した形になりました。
それでも我慢してみていたのですが、映画が始まると、その「音楽のダサさ」「演出のカッコ悪さ」「脚本の駄目さ」が凄く目立ち、
「これは本当に映画なのか?」
と疑いたくなるようなパターンでした。
久しぶりに、駄目映画に遭遇して感動さえ覚えたので、しばらく我慢してみておりました。
それでも、全ての場面で、3大駄目要素が素晴らしくあり、これが本当に映画を作る人のノウハウか!と驚く限りでありました。
中国映画でも素晴らしい映画は沢山ありますが、今回のは凄く「駄目な人達が駄目な映画を作りました」というお手本のような感じでした。
仕方がないと言えば、仕方がないと言え、
「中国人らしい品格がない映画に仕上がった」
と見れば、納得する部分が沢山ありました。
俳優・女優ば美男・美女ばかりで、キャバクラのような下品さが漂い、演技力で選んでいない質の悪さが目立ち、演出も最近流行りの方法で対応する愚劣さは、やはり成長途中である中国らしい下品さがありました。
日本でいえばバブル期のような下品さと言えばわかる感じだと思います。
結果的に、50分ほど我慢して見ていたのですが、限界になり映画館を退出しました。
自分の判断は非常に正しく、あと残り45分も見ている人のセンスを疑うばかりでありました。
サイバーサスペンス映画だと思い、これはもしかしたら良い映画かも。しかも中国人が作る映画だから、欧米的な側面ではなく、もっと違った面でのハッカーやノウハウでのシナリオがあるかもしれないと思ったからです。
こうした期待があったのために見ましたが、実は「七つの会議」という映画があり、それが見れないために、代替として見ました。
こういう映画もたまには良いと思いました。
2019年2月2日