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映画「アリータ」の感想と評価。脚本が無い漫画映画


 

昨日、時間がありましたので、映画アリータを見てきました。

感想としては、完全に「時間の無駄」でありました。

 

ジェームズ・キャメロン監督が対応したので非常に期待した作品でしたが、その内容自体は最悪であり、映像やSFXは凄いと思いますが、それ以外は全く意味もなく、何の感動もありません。ここまで駄目に出来るのも素晴らしい才能と言えます。

 

もともと、漫画を台本にしており、その内容をみてみないとわかりませんが、本当に薄っぺらい感じが漂う脚本であり、それをあえて映像化する意味が、どこにあるのかと思います。

全体的に、その脚本は、低俗アニメの流れであり、よくあるストーリーであります。その点では見れ慣れているのですが、貴重な時間を、こんな無駄な映画の鑑賞にしたのが残念であります。

 

こうした映画は、過去の名作と比較するとわかりやすい。

名前がでてきませんが、あの作品とあの作品を比較した場合、完全に主人公の個性が非常に弱くカッコ悪く使命感もなく、そうまるで、映画の主人公の「少女」のままの価値観で進めているため、本当にうすっぺらいですよね。

 

もし、この作品が漫画が原作ではないのであれば、これを宇宙もの程度まで、作品を壮大にさせていくのがわかりますが、それが出来ていないので、一地方の話に留まっているわけです。残念であります。

 

ともかく、時間の金の無駄なので、レンタルビデオで見る機会があれば、時間のひまつぶしにおすすめです。

2019年2月24日