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空母いぶき映画。感想と評価。3人の主人公に時間が閑散に


 

映画的にも、自衛隊好きにも、それなりの評価があり、それなりに高い良い映画でした。

ですが、主人公が3人おり、それぞれのパートで、それぞれの価値がかみ合わなく、評価としては低いです

 

「いぶき艦長」

「内閣総理大臣」

「その他大勢」

という、3枠がうまくかみあっておりますが、下手糞なかみ合わせであり、完全に凸凹状態でした。

これでは見ている側が疲れていくような感じの、下手な脚本であり、演出であります。

 

その原因が、単純に重たい内容でありますので、専守防衛など、軽い話ではなく、憲法問題も同じ流れで、結果としては、戦闘シーン自体は自衛隊好きな自分としては良かったのですが、内容がかみ合わない凸凹状態であるためダメでした。

 

艦長の西島さんや総理の佐藤さんは、いるだけで、その存在価値があり、凄いの一言でありますが、だからこそ、ごちゃごちゃ感が半端なくあり、駄作感がありました。

 

ただし、戦闘シーンなどは非常によく、変に政治的な要素を入れるのではなく、戦術戦闘シーンという視点での映画構成であれば、ドンパチ映画として良かったと思います。

2019年5月25日