映画「イットの最新作」を見てきました。
素直な感想としては、ホラー映画としてはイマイチでした。
一部の映像は評価に値しますが、それ以外は全く興味が無い世界となっております。
その点をお伝えします。
まず、ホラー映画ですから、恐怖が重要ですが、ほぼ全編が、大人になった仲間との「友情」をメインとした作品となっております。
そのため、主人公のイットのピエロは脇役になり、それが原因で、全体的に駄作になりました。
その最大の理由が、役者の力量が素晴らしく、演技を見て関心する場面が多々あり、そのため、役者の主役になっておりました。
これは見ればわかりますが、本当にピエロが主人公の前回とは全く違います。
今回は大人なので、全て有名役者が対応した結果、素晴らしい演技が見れる映画となっており、ホラー映画ではなくなりました。
前回は子供が主役であるため、結果的・自然的にピエロが主人公でした。
最後の戦うシーンですが、ピエロが大きな巨大な蜘蛛になって戦うシーンがあります。
最悪です。
なぜなら、完全なCGだからです。
見ている側からすれば、CGと戦っている大人の連中が、ドタバタしているだけで、何の感動も何の恐怖もありません。
結果として白けて、最後の名場面が台無しです。
そんな糞なエンディングを見るため、ホラー映画を見ているわけでもなく、また、続編なので、前回を超える内容を期待していたのですが大ハズレです。
2019年11月2日