映画「フォードvsフェラーリ」を見てきました。
なかなか良い映画です。
同時期にあるスターウォーズの100倍面白いですからおすすめです。
何が良いかと言えば、やはりこれは「フォード社」の実は物語で、2人の主人公の物語ではない点です。
2人の役者はあくまでも脇役で、今の現代でも通じる「大企業病」の典型を、ルマンの物語になって贈っている内容が素晴らしいと言えます。
アメリカの会社であっても、日本のような忖度が横行しているのが馬鹿ウケなんですよね。
古今東西ある大組織における忖度映画としては、けっこう見ごたえがあり、その中でやはり、今回のような異能な人が、最終的に「伝説」になり、その他大勢の人が、結果として単なる物語の一部になるわけです。
エンジニアとドライバーの関係はよくある、ヤンチャな人達の集まりであり、流石アメリカという感じで、日本では、どうしてもこのタイプであると、少年や少女がメインとなる「くだらない内容」が多いですが、それがハリウッド映画となると、「大人の男」を主人公に持っていく所が見どころがありました。
この映画は、当然、2人の主人公が良いのですが、マッドデーモンは、相変わらず良い演技です。
このままいけば、ハリソンフォードのような大器を見たい感じがあり良かったです。
そもかく、このジョーカー以来の良い映画でありますので、非常におすすめであります。
2020年1月18日