DeNaのwelq騒動で、勉強のため、あちこちの情報収集をした結果、アフィリエイトの人達の情報が有効であると判断。
11月から見ているから、もう5ヶ月くらい情報を追っています。
そんな中、トップレベルであるクロネコ屋さんが、今期の決算を発表。
・【収益報告】私がアフィリエイトで1年で稼いだ金額は7500万でした。 | クロネコ屋の月100万稼ぐアフィリエイト講座
なんと!年間の利益が7500万円。一桁違う750万円でもスゴイですが、その10倍です。
この感想について書きます。
我々、ECサイトの運営者は、今や勝ち組と、その他大勢の負け組が存在している。
当店も世の常で「負け組」に入り、日々の業務に懸命に対応している。
「一生懸命」という言葉が本当にそのままであり、命を削りながら対応していると思う。
ブラック企業とか遊び程度であり、1日15時間は当たり前であり、日曜日が休みであるかもというレベルである。
残業何時間オーバーとかいうレベルではない。
ただし、これ自体は「自業自得」であり、商売とは「超公平」であり、商売がうまい人が勝つゲームである。また、お客様は対価としてお金を支払い、その中のほんの少しの利益で、給与がもらえる商売である。だからこそ、公平なゲームであるからこそ意義があり、頑張れるわけである。
また、良くあることであるが、自分も苦しいが、他店も非常に厳しいわけであり、自分だけが「不幸の店長」であるわけではない。当店が苦しいという事は、他店も苦しい事をして勝ち残っているわけであり、公平であるが故に、負けられないわけである。
だから、残業何時間オーバーという判断ではなく、あくまでも勝つか負けるかでの判断でしかないわけです。
お客様は労働基準法で、購入を決めているわけではないのだ。
だからこそ、普段から頑張っているわけです。
しかし、それが今回の内容。
衝撃であった。
もちろん、クロネコ屋さんも苦労がゼロではないと思うけど、文章を見る限り、そんな悲壮感がない。
いいかげんではないと思うが、ECサイトの店長の地獄さと比較すれば、天と地の開きすらある。
まして、利益額でいえば、まさに数十万円の利益を得るため、どれだけ必死になって販売しているか!という点からみれば、空いた口が閉じないレベルであると言える。
ECサイトは過当競争状態にあり、多くの店舗が乱立している。それはアフィリエイトであっても同じであろう。
しかし、クロネコ屋さんの文章を見る限り、ECサイトの担当者の地獄図と、なんかゆとり自慢すらしているアフィリエイトの運営者を比較すると、涙が止まらないくらい悲壮感が漂う。
1歩譲って、これも立派な競争であるから、仕方が無いと判断すればいいのだが、それでも現場の現実は見ると、納得できないレベルである。例えば、月収20万円でも「もらいすぎ」という感覚がある。
それは単純に利益が出ない赤字店舗であるからであり、収益がでなければ給与が出ないからである。
トップが頑張っているから、その他スタッフも苦情がない。贅沢など夢のまた夢であり、死んでもいいから働けという感じで、みんな生き延びるために頑張っているわけだ。
零細企業のEC店舗など、他の会社も似たりよったりであり、過労死という言葉が、優しい感じすらあるわけだ。
過労死して黒字化できるのなら、本当に黒字化したいわけであるが、世の中、そんな上手くできているわけでもなく、「生きながら地獄体験」をして、生き延びるしかないのが、零細店舗の現状と言える。
「みんな地獄を通過すれば怖くない」
という赤信号心理である。
そんな中、我々ECサイトからみれば、まさに遊び半分の気持ち程度で、あの金額。
まさに、天は我を見捨てた感がある。これは天罰を出すしかない。
ECサイトがうまく運営できな店長が、アフィリエイトも同じように「うまくできない」という法則はある。
このため、まずは記念品販売をしっかりと成功させてから、違う事業もすべきだと判断していた。
これは実は正しい選択である。
しかし。
今回のクロネコ屋さんの記事を見て、ハッキリ言ってむかついた。
これはクロネコ屋さんにむかついたのではなく、世の中の商売についてである。
苦労した人が報われるのなら、正しい社会である。
しかし、「働けど働けど会社は楽にならず」という現状に腹がたった。
そんな中、苦労などしなくても、楽に稼げるよというアフィリエイトの現状に腹が立ったわけだ。
だから、理性ではなく、怒りでアフィりエイトをやってみる。
もちろん、何度も言うが、ECサイトで失敗している店長が、アフィリエイトで失敗するのは目に目見えている。
でも、やる。
頭に来たから。
2017年4月18日