今、だんだんと卒業記念品の依頼が多くなっておりますが、ここで「あれ!」と思う点があります。
それはこんな一言となります。
「大量の商品を依頼するので安くなりますか?」
という相談です。
多分、法人の販促担当者なら、この質問の意図と回答が、直観的にわかると思います。
それは、個人の1個位しか普段から買わない人が大量という個数を指します。しかし、販促担当者なら、それは「数千個」であり「数万個」を指す事を認識しております。ですから、この違いについては、今回はお伝えします。
タンブラーや水筒の本体自体の購入は、それ自体がコストがかからなければ、1個からでも購入が可能です。
もちろん、あれを1個、これを1個となると対応できませんが、実質、ネット注文の効率化対応なら判断が可能なのです。
こうした点から言えるのが、商品自体はいいのですが、オリジナルの制作については、最低でも数百個は必要なのです。
これは平均単価の問題で、1・2個を制作した場合は、1個が数千円となり、そんな価値が無いと判断するからです。
ですから、どうしても、オリジナル制作の場合については、数百個がないと、割が合わない形になるわけです。
先ほどの学校関連が、100個以下でも「大量」というのは、本当に困るわけであり、商品購入だけなら、まだまだ範囲内ですが、オリジナル制作は不可能という感じになります。
結論からいえば、商品のみの購入なら1個単位でOKです。オリジナルの制作については100個以上で厳守です。
この適切な数量が、より良い記念品を提案できる最低限の売り方になります。
2018年12月5日