記念品ストアーでの販売形態ですが、ネット販売をしているため、本来なら「業者向け」がメインとなります。
このため、依頼の中には専門業者ではなく、個人も含まれます。
今回は、この個人の不良品認定についてお伝えします。
1000個購入すると、5個の不良品が発生しても仕方がないと判断します。
ですから、50個を購入した個人が不良品が15個あるという申請はほぼ無い状態です。
不良品率でいえば、30%となるからです。
普通に考えて、どの商品でも30%の不良品率がある商品を販売している所など皆無であります。
ですから、普通はこうした依頼などは企業側はしません。
ですが、個人はこうした常識が欠落しており、何でもかんでも不良品にしてしまう傾向が強いです。また、特に女性などはこの傾向が強く困ります。
女性の場合は、「感性」で判断し「感性」で良い・悪いを指示します。自己中の正義です。
このため、いくら理論だって説明しても、自分が好き・嫌いで判断しているため、本当に困ります。
ただし、会社の女性担当者の場合は違い、これを全サービスまたは自社のサービスとして見た場合は、不良品率が何十%という設定をしている事自体が「恥ずかしい対応」「無知・無能対応」として評価されてしまうために、対応しないのが相場です。
では、実際に、どのようなパターンがるのでしょうか。
こちらのボトルとなります。
確かに「傷」があり、これは良品ではありません。
ですが、不良品ともいえないのが現状です。
基本はプレゼント品として展開しているため、傷があろうがなかろうが、本体は使えるという判断で、もらった個人の方は使います。
この流れが「正義」となっており、傷自体は全くの不良品認定扱いとなりません。
これは仕方がない事で、こんな小さい事で不良品認定をしていれば、価格に跳ね返ります。
これがプロの視点からすれば、本当に恐ろしい事なんです。
良い・悪いは別として、低単価で配布しなければいけない販促のイベント品では、こうした「落とし所」を考えて対応しています。
それが個人様にとっては、「許せない」となる感情的な部分は非常に理解は出来ますが、あくまでも法人向けの価格設定である点は理解してもらわないと出来ないのです。
「もったない」という判でいえば、多少の傷があったからといって「捨てる」事はしません。
もったいないわけであり、大人の判断であります。
本当に駄目な商品は多々あるけど、修理すれば使える・我慢して使えば使える・汚くても使えるものは、普段の生活からすれば使います。
このように、実際の問題として、不良品認定はいいけど、実際は使えるのであれば、使うという姿勢こそ大事であります。
しかし、それがプレゼント品として価値があるかといえば無いと判断し、良品交換する場合も多いです。
そして、お客様が不良品認定した商品も、返してもらって「別の方が使う」という流れがあり、その方は使ってもらえます。
その程度の良品扱いとしての価値なので、個人が不良品認定をしたからといって、業者は破棄したりすることはありません。
2019年2月1日