人気ランキングの要素は、様々あります
・アクセス順
・売り上げ順
・口コミ順
などなど。
このような指標がありますが、これから、どんな基準がもっとも重要度であるとかんがえておりますか?
この件についてはご質問します。
<みんながほしい情報は、価値があるの?>
ランキングの情報で、
「みんなが買っている商品は、きっと「良い」に違いない」
というのがあります。
そうなると、売り上げ順が一番、正確な情報になります。
しかし、それは1度も見ていない人からみれば、非常に精度が高い情報ですが、
2度・3度来る人にとっては、
「いつもと変わりがないマンネリ化した情報」
となり、価値がありません。
ですから、
売り上げが1番の順番=マンネリ化した順番
となります。
価値があるようで、価値がない。
この点の判断が難しい。
この問題を解決するためには、常に最新の情報をランキングに反映するしかないと思います。
よくある競合サイトで、
「2015年最新ランキング情報」
とかあります。
全く更新していないわけです。
これでは使いものにならない上に、サイトの価値を下げている。
<関連品の提案の精度がランキングには必要?>
「Aさんが気に入っているランキングは、もしかしたらBさんもの好きかもしれない」
こうした仮説がある場合、
「A=B」
という方程式が成り立ちます。
ですから、これからのランキング情報は、総合的な情報は重要ですが、もっと大切なのは、
「好みの志向性」
をいかに分析できるかだと思います。
沢山の商品があるわけですから、ある程度の志向性は正しいのですが、もっと心に響くためには、
しっかりとセグメントがされいないといけないわけです。
当店でいえば、
・男性または女性
・管理職または一般職
・上場企業または中小企業
というように、同じ売り上げでも、
男性が好んで買った商品の売り上げランキング
と
女性が好んで買った商品の売り上げランキング
では、
全く違うわけです。
それを、一緒にしている時点で、そのランキング情報は、全く使い物にならないと言えます。
しかし、ほとんどのサイトは、このようなセグメントすらしていない・できてないのが現状でしょう。
<意識してランキング情報を見てみる・伝える>
結果として、できる・できないは別として、総合的なランキング情報は、これから、どんどん価値が低下すると考え、
意識をして、個別にランキング情報を取得し、その価値をしっかりと伝えるようにすべきであると思います。
小さい組織では、店長の勘でもいいですし、取引先の営業からの聞き込みでもいいと思います。
こうした努力が、何にも考えていないランキング情報との価値の差につながると思います。
2017年9月20日