そろそろ2017年も終わりになりますが、現状のランキングを見て、
「あれ!」
と思う点があります。それが卒業記念品関連の商品が上位にない点です。
もともと、年々力強さは減少しているのですが、ここまでハッキリと後退しているのをみると、市場が縮小しているのがわかります。今回はこの件についてお伝えします。
卒業記念品のメイン「ボールペン」「時計」「タオル」
卒業記念品のメイン商品としては「時計」であります。時を刻む場合と関連されるわけです。次はボールペンで、これは文具品としては王道な感じであります。そして、どこにでも汎用できるタオルがあります。
これらの商品は、この時期では品薄とは言わないけれど、基本としてそれなりにあちこちから依頼があるため、ランキングの上位にあるわけですが、見る限りではありません。
こうした状態はけっこう意外でもあり、予想される範囲でもあり、時代の流れを見る感じです。
生活に必要で実用性がある商品への流れ
先生や父母からの依頼品として、良くある傾向が「前年と同じもの」という指定です。
このため、今までの商品が「継続」されていた経緯があります。
しかし、現在の家計から見ると、そんな無駄使いはできなく、結果として、実用性があるものや、実際に使えるものが選択となります。
ですから、無駄な記念品選びはしないのが流れになっているわけです。
生徒数が少なくなってきたいる状態
当たり前ですが、生徒数が少なくなっているわけであり、大口をメインとした流れではより良い記念品を提案できません。結果として魅力がない卒業記念品しか選べなくなっており、それがランキングの上位にあるのはありえません。
商品自体は良い商品であっても、それをまとめて購入できないのですから、本来はほしい商品が対応できていない形となっております。
総合ランキングの力と部分的な流れ
ですから、今でいえば、卒業記念品シーズンであるから、上位になるのではなく、どんな状態であっても人気の商品がランキングの上位になっていると思います。
ですから、現状のランキングの状態は「常に強い記念品の支持がある」というわけです。
上位品としては、けっして失敗ない記念品と思われます。
2017年12月28日