東京ビックサイトでは、年間で数百件の展示会が行われています。今回行ったのは、2016NEW環境展という、なんだかふわっとした感じなのですが、中身は、中年のおっさんターゲットの展示会です。
理由は簡単で、展示会のメインが、土建関連の重機やその他関連のためです。結果として全く関係がない人が行くはずもなく、若い女性はコンパニオンのみであり、その他は男性がメインです。多くの展示会も男性がメインなのですが、こちらはビジネス的にも女性が多くいないために、男性が多いです。
では、どんな来場用記念品がメインとなっているのか、調べてレポートします。
まずは、色々とお洒落な感じでは「ピン」とこないので、どうしても「わかりやすく」なります。
そうした中、おっさんの特性として、右向け右で、沢山のバルーンがあちこちにあります。頭やセンスが単純なので、良いか悪い判断しないで行く傾向があります。「部長が決めたから変更できない」というタイプになりますね。
今回の展示会でひときわ目立ったPOPは、なんと天井風船。
2016環境展なんだけど、メインは重機なんで、大型機械が多く、ひとスペースがでかいから、こんな感じであちこち風船だらけなんだよね。
視認性としては高いレベルになるは間違いない pic.twitter.com/6ZP9oEIuKs— 記念品名入れ製作店 (@3scomnaire) June 4, 2016
基本は、どの展示会も同じですが、荷物対応のためのバッグがメインとなります。
お洒落な感じのバッグも沢山ありました。これは意外な感じもありますが、工業用デザイナーがいるため、おっさんレベルでは理解不能ですが、センスだけは一般レベルより上になります。
ただし、こうしたデザイナーはほぼ「外注」になるため、社内のスタッフではない可能性もあります。
2016環境展でのダイオーエンジニアリングの販促物。
オリジナルエコバッグ自体も素晴らしいですが、その中には名入れペンが2種類2本と、ハンドタオルの名入れ印刷です。
これだけオリジナル製作物をしっかりと製作しているのは珍しいです。 pic.twitter.com/8HWxyCQASG— 記念品名入れ製作店 (@3scomnaire) June 4, 2016
2016環境展での東空販売の販促物。
フルカラーの紙バッグが印象的であります。オリジナルのデザインキャラクターがしっかりとあり、こうした業界でも必要性があるとわかります。
中にはカタログとオリジナルのクリアファイルがありました。 pic.twitter.com/VhsVf1cAF0— 記念品名入れ製作店 (@3scomnaire) June 4, 2016
どの展示会でも大型エコバッグ&紙袋は必須の販促オリジナル物です。
今回も定番の帆布エコバッグから、大型の肩までかけるタイプまで幅広く。
ただし1人が持てる・活用できるバッグは1点なので、あまり競合しないように工夫することが大切。 pic.twitter.com/zorQD6a9HK— 記念品名入れ製作店 (@3scomnaire) June 4, 2016
展示会での来場キャンペーンでは、おっさんいふさわしくないキャラクターとして、着ぐるみのオリジナルキャラクター。誰も子供のようにワイワイするわけではないので、何の為にあるのか不思議です。
ブランドイメージ向上のため、オリジナルキャラクターを作ったはいいけど、結局はおっさんばかりなので無用の長物になっている。
今回もお堅いビジネス向けの展示会であり、出展企業は建設関連なので男性ばかり。それなのに、オリジナルキャラクターのぬいぐるみが沢山。
展示会なのでインパクトが必要だと思うし、やっぱり展示会だからでしょうね。 pic.twitter.com/j9o4aG3wWe— 記念品名入れ製作店 (@3scomnaire) June 4, 2016
さて、どんな記念品がよいのか見てみましょう。
基本は実用性が高いものがよいです。うちわとかタオルです。
NEW2016環境展での幸袋テクノの販促物。
単なるうちわなんですが、やっぱり5月下旬でも暑いため、すぐに使えて、さらに夏の間は重宝するうちわはけっこう大切であります。 pic.twitter.com/JnbjX9Cmif— 記念品名入れ製作店 (@3scomnaire) June 4, 2016
2016環境展のオカダアイヨンさんの販促物。
オリジナルのタオルとフルカラーのクリアケース。それを入れる帆布エコバッグ。どれもそれなりに総額が高いレベルです。展示会ならではです。
ビジネス向けなので1個数千万円ですから豪華になります pic.twitter.com/luBj5GvsYG— 記念品名入れ製作店 (@3scomnaire) June 4, 2016
こうした粗品は、実用性が高いので、非常に喜ばれる形。ボールペンなどの沢山あるものではなく、あれば少し嬉しいが基本です。
そうした意味では、ターゲットのおっさんいあわないお洒落なアイテムはだめかもしれない。
2016環境展にて、日本キャタピラーのスマホスタンド。
非常にシンプルであり、木材をうまく活用して、オリジナルのスマホグッズへ。
実際に渡す人が「おっさんばかり」なので、若い人にはよいスマホスタンドも単なる木材に。少しほしい。 pic.twitter.com/U56Y0ChKRu— 記念品名入れ製作店 (@3scomnaire) June 4, 2016
なかなか現実は難しいけど、マニュアルとおりではだめですが、ある程度の法則はある感じだとわかります。
2017年6月3日
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