政治は10年間遅れているから参考になる事例
世の中での経済活動では、「政治は10年・役所は5年、官僚は3年。時代に遅れている」と言われています。これは元々、競争が無いために起こる現象であり、利益を追求しなくてもいい職業であるからです。
政治を見ればわかりますが、コストを支払うためには、利益を生むしかなく、だからこそ、利益を得るためにサービス向上があるわけです。
そんな中、参議院選挙の中で野党では1本筋が通っている日本共産党。この中に「記念品コーナー」があるのですが、やはり、相当ダメな記念品紹介となっています。まるで10年前の2000年のようなページであります。
さて、どんな記念品があるかといえば、こちらのようなものです。
画像サイズもバラバラです。今時こんなヒドイ記念品サイトを探すだけでも苦労するレベルが、日本共産党の記念品サイトなわけです。
メモノート 1冊150円
まさに社会主義的なセンスの無さ。購入側の意図などゼロかマイナスです。
メモ徴 1冊300円
こちらは意外とデザインは良いですよね。ただし何で300円なんでしょうか意味不明です。メモノートより高いですからね。
メモノート 1冊150円
意味不明な画像のサイズ。統一感がないのはいいですが、本当にやる気がないページそのものです。
ボールペンと蛍光ペンセット 200円
こちらを見れば、単にペンを並べただけであります。まるで売る気がなし。こうした部分は政治家の資質と言える。儲けようとか、頑張って売ろうとかいうレベルではないのが、非常にわかります。
小銭入れ 1300円
こちらも同様に、わけがわからない画像サイズでの紹介。同じように売る気ゼロよりも、マイナスと言えます。
腕時計 4500円
一番高級品ですが、こんな今ではスマホではなく、初期のガラゲーで撮影したような「画像が1枚」で、4500円の商品を売るとしているのが凄いです。
いやはや。
日本を一応代表する日本共産党の記念品販売ページ。
この1点だけでも、どれだけ日本の政治家集団がIT化に遅れているのわかります。1995年当時なら、このレベルでも問題ないでしょうが、20年後になっても、今の政治家はこの程度であります。
不思議なことに誰もリニューアルの指示もしないし、誰も不思議に思わないわけです。
日本の政治家が「後進国」と言える証拠にもなります。
多くの人は、これを他山の石としてみなければいけません。
2017年6月3日