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プレゼント品企画のそらゆめが倒産。オリジナルキャラクターグッズとは


ヤフーのトップニュースをみて、オリジナルのキャラクターグッズを展開するそらゆめが倒産したようです。

さきほど、サイトをみてみましたが、いわゆるオタク系グッズのオリジナル印刷をして対応するパターンです。

また、新しい手法としてクラウウドファンティングもあり、集めた資金でオリジナルグッズを製作するタイプになっております。

結果的には、珍しくはありませんが、こうした企画案についてお伝えします。

ツイッターで使っているそらゆめのキャラクター

 

 

原価の2倍販売がメインに

多品種少量タイプのオリジナル記念品製作です。この場合、どうしても原価が数万個製作するのと比較して、数倍・数十倍になります。このため、売価としては、どうして割高になりますが、それでも結局は原価の2倍近くを販売価格として設定するのが多いでしょう。

これについては、それでも1人1個なので、全体数が100人にあったとしても100個しか生産していないわけであり、仮に1人3000円の利益として100人ですから、「たった30万円じか儲けがない」となります。

原価が3000円で利益が3000円。合計で6000円の商品を購入するという事です。

 

 

どうしてキャラクターグッズをプレゼント品に

このように多品種少量は全く儲からないのですが、これについては、儲かる仕組みがあります。

それがキャラクターグッズをお宅向けに作る手法です。

これは女性でも今ではターゲットになっており、好きなアイドルグッズも同じ傾向です。

ですから、キャラクターの版権は非常に高いレベルで大変重要なわけであります。

 

キャラクターのファンが100人固定化できれば、100個生産できる目安ができます。これで後はプラス何人が加算されるかどうかですから、それが3倍の300人となれば、100人で30万円ですから、3倍の90万円となり、商売として成立するわけです。

 

 

どうして倒産したのか?

仕組みとしていえば、平凡な流れでありますが、ではどうして倒産したのかは簡単な理屈です。

この程度のオリジナル記念品程度の製造は、今ではどこでもできる

というのが内容となります。

これは当店も含めて、戦っている立場からすれば、この程度のオリジナルグッズなど、オリジナルグッズ品ではありません。金さえ支払えば、誰でもできる程度のクオリティしかありません

結果として、オリジナルグッズの価値の低下が引き金だと思います。

当初はキャラクターグッズとしの珍しさがあっても、ある程度はマンネリ化してあきられ、また、オリジナルの度合いも世界で1個というレベルではありません。

結果として、こうした価値の低下によって、簡単に物まねできる程度では、付加価値が成立しません。

2017年6月6日