単価が高いから良い商品ではない
贈り物をお送りする際、どうしてもある一定の基準があります。「高い商品=良い商品」という流れです。
今回はこの件について、退職記念品の流れから検討してみます。
まず、結論から言えば、気持ちさえあれば、全く問題ないレベルであります。次に重要なのが、形式的なものであり、何かしらの権威がある象徴のようなものがあるといいです。単純に表彰状のようなものでもいいのです。単なる紙なのですが、それをけっこう大事に「飾っておく」のがメインの流れになりますので、実用性よりも「思い出」のほうが重要であります。
商品のほうは、さんざん悩みに悩んだ感じでも、良い商品を揃えようとすると、再現がないので、逆に手軽に100円以下の商品でもいいのです。これは意外に思われるかもしれませんが、先の賞状のようなタイプはしっかりとしていれば、こちらは手軽さのがほうが、逆に喜ばれる流れになります。
適度に良い商品の単価を選ぶと、退職する人はもっと良い商品を知っていたり・身につけていたりしますので、逆効果なんです。
ですから、逆に粗末な商品で100円以下のもので手軽さのほうが、贈りものとしては最適という流れがあります。
どうしても良い商品を手に入れないといけないというニーズはゼロですから、うまく対応して、100円前後の商品をピックアップしてみるのもいいですよ。
2016年10月28日