周年記念品を取り扱っていると、式典の事まで細かく伺う場面があります。
「記念品を入れるバッグとかありますか?」
など、持ち帰り用の袋を来場者向けに用意しなければいけないからです。そんな中、大変だなぁと思うのが、お祝いのメッセージである祝辞。特に選ばれた方のスピーチは注目されるわけですので、どのようなコツが一番いいのかお伝えします。
おめでとう+年数の話題+残り続けたわけ
式典の中で、どの方も同じような物語になりますので、その意味ではつまらないものです。
ですから、自分から見た話題や、会社の現状など、ユニークであっても心に残り内容が素晴らしいと思います。
まずは、おめでとうございます とお祝いの言葉です。
何でもいいと思いますが、個々では会社ではなく、代表者名などを使うと、より印象が高くなります。
もちろん、会社の創業からの流れであり、今の代表だけの功績ではないのですが、後から話しますが、今後の10年後・20年後が大事であるため、ここでの場面は、リーダーである代表を鼓舞するのが一番です。
そして、ここからが見せ場です。
できれば、創業から周年記念までの「会社の歴史=自分の生き方」などを、うまく織り交ぜながら、話を進めると、非常に聞く人にとっては、味がある話いなります。どうしても、この場合は世間一般的な世相を言う場合が多いのですが、当たり前すぎて、聞いていても思い出深くありません。
ですから、なるべくは、オリジナルの話をメインとした自分視点での内容とすべきです。
最後も重要です。
周年記念がゴールではなく、実は特に偉い人からすれば、次の10年・次の20年が勝負なのです。
このため、どうしてこれだけ長く存続できたのか?そして、今後も長く残り続けるためには、何が必要なのか?という「アドバイス」が、聞く人の話題としては、とってもためになるのです。少し説教じみた感じにもなりますが、晴れの式典であるからこそ、強い言葉で伝えることも必要です。
こんな感じで、熱をもった祝辞として挨拶をして、スピーチするとよいでしょう。
2016年11月15日