最近、製作した周年記念品のデザイン画像を見て分析してみました。どんな商品にどんなデザインで対応しているのかは、大手ではあまり役に立ちませんが、現場で実際に製作したものは、非常にこれから製作する担当者には参考となります。
ちょっとしたヒントが、周年記念品では大切な要素になるからです。ぜひ、ご覧ください。
周年記念ですから、よくあるパターンとしては、文字だけで表現するパターンです。
これでも多種多様にありますので、意外とデザインは大変な部分があります。しかし、パターンとしては、「周年+会社名」が基本でありますので、それほど難しいデザインではありません。
問題があるとすれば、あれこれ入れる形になるわけでありますので、2行・3行になるため、少しはデザインが必要になりますし、会社名が長いと対応しなければいけません。
そこで、まずはデザインを見てみましょう。
こんな感じです。
完成品をみればわかりやすが、こうしたデザインは単純であるが故に、デザインのよい・悪いが非常にわかりやすく、ごまかしがききません。しかし、ハッキリと見せるという点では、一番シンプルであるが故にインパクトが高いです。
さて、こちらのパターンですが、このタイプは何度も何度もデザイン変更があり、更には、試作した段階でも変更をする場合があります。つまり、それだけ凝っているのでありますが、当店としては大変であります。
仕方がないという点では周年記念品製作なので、こだわりがあるのが当たり前です。
では、実際にどんなデザインであるのか見てみましょう。
ここまで来ると、当店がデザインしたものではなく、お客様のほうでしっかりと対応したデザインです。
ですから、基本として、ある程度の予算がある場合は、ほぼお客様のほうにてデザインします。
ですから、当店がする役割としては、「しっかりと綺麗に安心して印刷品の完成ができる」というのを目指します。
これが実際の現場としては大変であり、それなりの苦労となっております。
2017年6月16日