記念品を販売していて、1周年や2周年なら、普通にわかるわけです。
そして、10周年や20周年も想像がつきます。
30周年くらいになると、「お!」となります。
ですから、次の50周年とか100周年となると「???」になります。
特に100周年以上となると、本当に歴史そのものであります。最近でも企画で130周年とかありました。つまり明治時代からの事業となりますよね。もちろん、これは「会社」ではなく「地域性」がメインの流れとなります。
例えば、市町村などの村や町レベルでの公共性が高いものです。学校でも警察でえもいいです。こうしたものは、逆算してイベントとして展開するのも多いからです。
例えば、「この建物は明治に造られたので、ちょうど100周年目になりますよね」という感じで、100周年事業としてイベントをする形です。
記念式典の多くが「創立」とか「施行」とか「制度」とかの名称になるのはこのためが多いですね。
記念日なので、こうしたイベントを平成の時代でするのは、とっても良い事だと思います。
配布するのは「現代で役に立つもの」が多いのは、なぜ?
こうした歴史がある周年記念事業ですが、製作してみて、意外な感じがあります。
こうした古い歴史があるので、もっと個性的なものを選ぶと判断したのですが、意外にも、ごくごく普通の周年記念品をプレゼントします。
その理由を聞いてみると、「来場者向けに損をしない使ってもらえる物」といのがアンケートでわかりました。
昔、「壷」とかありましたが、高価な瀬戸物の花瓶などは、見た目はいいのですが、実際に使うとなると、費用対効果がイマイチなんですよね。
ですから、けっこうな割合で、普通の周年記念グッズに落ち着くのが多い思っております。意外かもしれませんが、ちょっとしたセンスがある商品のほうが、もらった側も非常に喜びやすいようです。
2018年3月17日