周年記念行事での式典での依頼で、記念品に包装・のし巻きを依頼する企業が多いです。
この件については、さまざまに議論しており、ギフト系販売店では当たり前なのですが、販促品業界では、イマイチです。
その理由についてお伝えします。
包装・のし巻きはコストがかかる。それを商品代を削ってでもすること?
周年記念品の主役は2つあります。
ひとつは、プレゼントされる側の人
ひとつは、記念品そのもの
です。
ですから、記念品選びが重要になるのは当然で、プレゼントする側が喜んで使ってもらえることが、何よりも重要になります。
ですが、この当たり前のことが、意外に忘れてしまう可能性があり、形式を重んじる式典などでは、最低限必要だと認識されております。
ただ、
そのコスト分を商品代を削ってでも、必ずしなければいけないことなのか?という点については、多いに疑問です。
ですから、あくまでも、予算が余っている場合については、対策したほうがいいでしょうが、商品代を削るのはよくないことです。
ギフト屋さんの包装・のし代が無料なわけとは
良くある誤解として、ギフト屋さんが、どうして包装作業、のし作業を無料で行えるのかは、商品代金に、そのサービス料金を上乗せしているからです。これに比べて、販促品は商品だけを販売する形態なので、この上乗せをしておりません。
ですから、どうしても包装・のしが無料で対応してもらいたいのであれば、ギフト屋さんや百貨店で「定価価格」で購入すれば、いくらでも無料でしてもらえますが、結果として、それは総額コストが高くなっているだけの買い方になります。
2018年9月4日