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28度で凍結する嘘


28度で凍結する素材は固形化した状況の温度までしか下がりません。

 

 

最近、お店やノベルティ業界でも「28度で凍結する…」という商品が沢山出てきています。

 

「28度で凍結」というと
「28度で氷になってすごく冷たくてすごい!」
と思うかもしれませんが「凍結」と「氷結」は違います。

28度で凍結した状態は温度は28度です。

氷のようにヒヤヒヤにはなりませんので注意が必要です。

 

それでも冷却効果はどうなるかというと28度くらいまでの冷却効果はあります。

28度だったらもちろん結露も出ないし、そんなに激冷えでないので首に巻いても肩コリや血流の心配がないことは結構な利点だと思います。

 

でも、このPCM素材は現在の温度をキープする性質があるので、濡らしたタオルの気化熱よりはひんやり感があり、冷凍するタイプよりはひんやり感を長持ちさせることができる素晴らしい素材でもあります。

 

どういうことかというと、28度で固形化したときに液体に戻るにはそれなりの熱量が必要です。
液体に戻りたい→周りの熱を吸収する→液体に戻る 

なので

周りの熱を吸収する=ひんやり というような感じです。

 

 

「28度で凍結する」ことについての嘘の部分は

パッケージや広告などに氷が書かれている場合には過剰な宣伝が嘘ということです。
実際にはひんやりするけど、氷にはならないということを忘れないでいただければと思います。

 

 

 

凍結というと凍るという文字が入るから氷のように冷たい物を感じるかもしれません…

本来ならば「固体化する」の方が正しいのですが、やっぱり売り文句としては「凍結」の方が効果的だから、そうなったんでしょうね…

 

 

 

 

2023年6月28日