水筒やタンブラーに限った事ではありませんが、オリジナル製作をする上で、非常に参考になるので、ぜひ、お読み下さい。
(1)印刷はしてみないとわからない件
プロですから、ある程度は勘でわかります。経験豊さなので、出来上がりについては、プロの視点でご提案可能です。しかし、それでも実際に刷ってみないとわからないのが現実です。
このため、70%近くが勘や経験で、残りの30%が実際に展開してからです。
また、新商品については、非常に難しく、逆に30%しかわからなく、残りの70%が実際に刷ってみないとわからないです。
(2)選択するように、デザインはAとBパターンを用意
こうした場合、まず、選択の自由があると楽なんです。
ですから、お客様に伝えるのは、デザインAとデザインBの両方ともOKで、どちらでも対応できるように、データを2個1セットで対応して頂くようにします。これは当店においても、非常に楽であり、Aが駄目ならBのデザインにするだけです。
こうしたタイプの印刷は、実際に刷って問題がある部分が「極度な一部」の場合が多く、全体のデザインは、それほど変わらなくても、対応するときに、こうした仕事の流れとなります。
(3)選択できるデザインを作る
ですから、お客様のほうでも、最初から1パターンで対応すると、出来ない場合に詰まります。
よくあるパターンが、代理店を経由して、1度決めたデザインを修正できないタイプです。これだと全く変更ができず、誰も進めません。
ですから、ある程度は、柔軟にどちら側も、1パターンだけで進めるようにしないほうがいいです。
2018年3月19日