当店では2年前から、オリジナル扇子の依頼がパタリと無くなりました。
当然、他店がその請負をしておりますが、その理由もしっかりとわかりますし、また、今の時期から見えるのは、すでに、オリジナルの製作生産をするのには、もう限界になっている点であります。
理由としては簡単で、オリジナルの生産には「60日」程度の猶予が必要だからです。
今の5月中旬から計算すると、「5月中旬 → 7月中旬」となります。当たり前ですが、そう!今から相談してデザイン案を出して対応しないと、夏休み前には納品できません。
「いやいや、45日でも可能でしょう!」
という声もあり、その声は正しいのですが、簡単にいえば、あえて遅らせている理由など意味がなく、本来なら7月納品ではなく、6月納品でもいいわけです。そうなると、もう今が生産スタートしなければいけないのです。
ですから、当店としては「これはインターネットで依頼を受けるのは無理だな」という判断をしております。
既製品に印刷して、オリジナル扇子とした点
こうした点から、今ではすでに完成させた既製品について、扇子の販売をメインとしております。竹部分の1色印刷をメインとして展開しております。これなら、在庫さえ確保できれば、すぐに納品が可能となっとり、機動性が高く、夏のシーズンにも順次対応可能です。
この点は販促品として重要であり、イベントやキャンペーンなどの夏イベントに対応した仕組み作りとしては、全く問題ない感じになると思います。
当店では、実例として、名入れ印刷サンプルを各扇子ごとのページに公開しておりますので、その点も、すぐにイメージがつきやすいと思いますので、非常に良いと思います。オリジナル扇子の時間はありませんが、既製品の扇子名入れ印刷対応は、すぐに対応可能範囲となっております。
2018年5月8日