日本ものづくりワールド2018。
東京ビックサイトにて開催されておりますが、多少、お客様もいますので、どのようなイベントキャンペーン品、どのような来場用記念品を取り扱っているのか調査してきました。
東京ビックサイト全館で開催されており、ヘルスケア・医療機器開発展などをメインとしてみてきました。
展示会の場合、多くのがカタログを配布するための用意として、オリジナルバッグを揃えます。
1色印刷がメインで、今は不織布がメインのバッグ素材です。
今回も多くが不織布の素材メインとなっておりました。
不織布の場合、通常よりも丈夫な反面、凸凹の素材なので、名入れ印刷が非常に難しいです。
こうした点から、印刷のサンプル事例はけっこう重要です。
では、みてみましょう。
シンプルなロゴ1色のシンプルな企業ロゴ1パターンです。
ある意味ではもったいない形ですが、仕方がないですよね。
次はこちら。
同じ不織布とは思えないほど、細かいデザインがされております。
この点で良い所は、印刷場所があるので、同じ印刷代であるなら、このようにある程度、沢山印刷したほうがお得であるという点です。
細かい部分も綺麗に印刷されるのであれば、ぜひ、挑戦してみましょう。
本体が基本、大きいので、ロゴ自体のデザインも大きくなるため、けっこう、印刷は綺麗に出るのです。
次のバッグも非常に良いデザインですが、プロの目から見ると「失敗」している部分があります。
それが下の「ベタ白」です。
不織布なので、綺麗に印刷表現ができません。結果として印刷が失敗しような印象を与えるデザインタイプになっております。
乗り物のイラストなどは非常に綺麗に印刷・デザインされており、デザインの良さを感じます。その点、下部分のアドレス部分は、文字が抜き状態のため、。綺麗に表現できていません。
次はこちら。
不織布ばかりですね。
1色印刷で大きくサービス名と会社名とアドレス。
基本デザインとして問題ないレベルです。しかし、デザインとしてはどうしてもダサイ感じになっております。
この点を少し勉強して対応するのが良いと思います。
こうした意味では次のバッグは参考に。
こちらは上部正面ワンポイントですが、デザイン的には綺麗でセンスがあるのですが、迫力がありません。
綺麗なのはいいですが、こんなバッグを外で持ち歩く人はいないので、もっと尖った形でのデザインでいいでしょう。
名入れ印刷ひとつとっても、本当に沢山あります。
そしてこちら。
デザイン的には、なかなかまとまっております。
商品名やロゴや標語など、綺麗にデザイン。2色印刷という形もありますが、バランスがとれたデザインです。
こうしたのは非常に参考になります。
ユニークなのが、両面に同じデザインをしている点。
通常、片面でありますが、両面が珍しい。
最後になりますが、フルカラーのバッグ。
こちらは予算が沢山ある京セラのオリジナルバッグ。
両面違うデザインですが、展示会用に製作したのですが、まとめてオーダーしている形です。
つまり、1展示会1回1デザインではなく、年間通しでデザインし、そのコストを計算し、オリジナルバッグとしております。
いかがでしょうか。
少しはオリジナルバッグのノウハウに結びついたでしょうか。
2018年6月22日