大阪の地震の影響で、訪日客のゴールデンルートの一つとなった関西地域。関西国際空港があるため、大阪・富士山・新宿と流れがあり、そのため、今回の大阪地震の影響で、多少の風評被害があったようです。
現在は、交通網も正常化の影響で、キャンセル自体は無くなり、いつもの状態です。
リーガルロイヤルホテルでは18・19日で通常より多い200件のキャンセル。帝国ホテル大阪では25件。
京都のセンチュリーホテルでは、安全を気にする電話があったなど、地震の影響で被害がありました。
安心を売り物にするために安全対策や情報発信の必要性
今回は大阪市でありましたが、今回の件は、少なからず、これからの訪日客を取り込む観光業や、そして、防災対策をメインとする安全対策とリンクして、しっかりと対策すべき案件であります。
なぜなら、こうした不安は簡単に風評被害になりやすく、しっかりと「正常に戻っている」という事をしっかりと伝える手段や方法を、常に平時から対応しなければなりません。
単なるイメージではなく、SNSを駆使して、安心・安全である点を伝える事が必要なのです。
訪日客対策と地震対策の関係
ですから、地震列島である日本において、直下型の関東大震災も影響が懸念されるし、小規模であっても、今回の大阪のホテルのキャンセル案件から、地震対策と安全対策をリンクさせ、なおかつ、日本人以上に安心と安全をPRするように対策するのが訪日客対策と言えます。
今回の大阪地震は震度6であるのにも関わらず、早期に沈静化したため、非常によい事例となりました。
2018年6月27日